梅雨が明けて水田を覗いて見れば、褐色の体色をしたヒキガエルが所狭しとうごめいています。
鳥に捕食されたり、ヘビに食べられたりして命を落とすこともありますが、家庭で飼育するには最適です。
では、いったいヒキガエルは、どれくらいの寿命をもっているのでしょうか?
初心者でもヒキガエルを育てるのは簡単なの?寿命はどれくらいなの?
ヒキガエルは、なぜ飼いやすいのでしょうか?
どれくらいのライフスパンを備えているのでしょうか?
今回は、これらの疑問に迫っていきたいと思います。
飼育が楽な2つの理由!
まず、乾燥に強いという特徴があります。
ヒキガエルは、繁殖期以外はほとんどを陸上で暮らすため、カエルの中でも乾燥に強く、生命力があります。
忙しくて湿度管理が大変な人にとってもおススメのペットです。
次に、狭い飼育ケースの中でも安心して飼うことができるからです。
ヒキガエルは毒腺をもっているためか、防衛のために跳躍することもあまりしませんし、地表をゆっくりと歩き回ります。
ですから、育てる際の飼育ケースも小さいもので大丈夫です。
また、木登りをするようなこともありませんから、それほど深さのある飼育ケースを用意する必要もありません。
どれくらい生きるの?
ヒキガエルの寿命はオスが11年、メスが8年くらいと言われています。
もちろん個体差がありますので、年間を通して生き延びることができるのは、全体の数パーセントにしか過ぎません。
最高で36年生きたヒキガエルの例がありますが、野生の個体でも条件が合えば15年以上は生き続けるそうです。
野生の個体にとって最も大きな脅威となるのは、ヤマカガシと呼ばれる毒の耐性をもった毒ヘビで、ヒキガエルが大の好物です。
大きなヒキガエルは活動範囲が狭く、一定の場所に留まって暮らすことが多いため、毎年同じような場所に出没します。
まとめ
ヒキガエルは適度な湿度も必要なく、しかも飼育容器に深さを必要としないため、飼育しやすい生き物です。
寿命については、オスが11年、メスが8年ほどで、中には36年も生き続けた個体もいます。
これまでヒキガエルを飼育するという発想がありませんでしたが、意外と面白いかもしれませんね。
今のあなたにおすすめの記事