ヒキガエルは集団で産卵をするそうですが、数日から1週間程度かけて卵を産むようです。
メス1匹で産む卵は、1500個から14000個程度で、カエルの中でも異常と言えるほどの数でしょう。
池、沼、水田、また水たまりなどでも産卵するそうです。
ヒキガエルの卵の大きさは直径2㎜~3㎜で黒っぽい褐色
卵の大きさですが、直径2㎜から3㎜程度で、黒っぽい褐色の卵だそうです。
タピオカの粒を連想させるような卵の外観だそうです。
これほど多くの卵を産んでも、大人になりきるヒキガエルの卵はほんの一握りということで、現実はかなり厳しい状態のようです。
孵化しても、ほとんどの卵は外敵に食べられますし、幼体の体長は大きさが1㎝にも満たない位小さいそうです。
6月の初旬頃、集団となって移動を始め、色々な場所に分散するそうです。
大きさが2㎜のヒキガエルの卵は産卵後は下半分が白い
ヒキガエルの卵は直径2㎜程度の大きさで、産卵してすぐの卵は、下半分が白くなっているそうです。
産卵直後の丸い形の卵が、だるま型になり、やがてオタマジャクシの形へと変化するようです。
オタマジャクシは大きさが最大、24㎜まで成長するそうですが、その後は陸上での生活に備えて、体の部分的変化が起こるようです。
ヒキガエルの卵の大きさは80日から85日で子ガエルへと変化
例えば、オタマジャクシの尾っぽが次第に短くなっていくというような変化があり、また前足が生えてくると、水中での暮らしは難しくなり(溺れてしまうため)、陸に上がれるよう準備が始まるようです。
80日から85日位たつと、卵からオタマジャクシを経て、子ガエルとなって陸に上がるようです。
最初は、卵に蓄えられている栄養を吸収して、成長していくのですが、そのあと卵を保護していた寒天質をエサとして成長するようです。
産卵から、14日もたつと、オタマジャクシは、寒天質から脱出して泳ぎだすようです。
まとめ
カエルは、世界中に6500種類いるそうですが、日本では43種しかいないようです。
従って、卵の大きさや形状も43種類存在し、すべて同じ形ではないそうです。
カエルは殆ど水辺近くに住んでいるようですが、中には水に一切入らないで、生活しているカエルも多くいるようで、樹木の上や、砂漠に生息するカエルすらいるようですよ。
池などで見かける透明な粒々の卵(トコロテン状)は、殆どの場合、ヒキガエルの卵と言ってよいでしょう。
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