カエルは生きた昆虫だけを捕食して生きていきます。動かないものや死骸などは餌として認識しません。
好物はコオロギやアブラムシなどです。
オタマジャクシから返ったばかりのカエルは3日ぐらい何も食べない事が多いですが、その後の暖かい季節になるとかなり食欲旺盛でお腹いっぱいに与えていたらきりがないぐらい食べます。
生餌を採取するのも一苦労です。
よく庭先などで見かけるアリなどであれば入手も簡単ですが、果たしてカエルの餌になるのでしょうか。
カエルの基本的な餌
基本的にはハエ、バッタ、コオロギ、ミミズ、クモなどを食べます。
春先から夏の終わりには色々な昆虫がいるので捕獲も簡単ですが、特に秋から冬になると餌の捕獲も大変になってきます。
意外に生きた昆虫だけを食べるという認識からはかけ離れて、糸ミミズなどを割り箸でつまんで揺らすと生きているかのように見えるのか食いつくことも多いです。
ミールワームやわらじ虫はカエルにとっては少し硬いのか、口に入れても吐き出すことが多いです。
キャベツについているモンシロチョウの幼虫のアオムシなども食いつきが良いので与えてみるのも良いでしょう。
カエルはアリを食べるのか
カエルはアリを食べます。
しかしもし長期的にカエルを育てるにあたっては、採取が難しいですのであまり適しているとは言えません。
栄養面で考えてもアリだけを与え続けるのは不適切です。
カエルの体に合わせたコオロギなどを定期的に与えるのが無難な餌やりの方法だと言えます。
ナメクジは与えないほうが良い
ナメクジもよく自宅の庭先や溝などで見かけるので餌にいいかと思われる方も多いと思います。
しかし、ナメクジは与えないほうが飼育しているカエルのためです。
ナメクジは寄生虫の宝庫と言っても過言ではないからです。
また、カエルを飼っている飼育容器に入れても食いつきはよくないので与えないようにしましょう。
まとめ
アリやナメクジなどをカエルの餌にするよりも、やっぱり好物のコオロギなどが良いみたいです。体が小さな間はアブラムシなどが喜びます。餌を採取するのが困難な場合は爬虫類専門のペットショップなどに餌になる昆虫などがいますので、そちらで仕入れる事をお勧めします。
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