ペットとしてトノサマガエルを飼ったことのある人に対して、オタマジャクシの頃から育て上げトノサマガエルへと成長させたことのある人は少ないのではないでしょうか。

昔は田舎の水田に色んな種類のカエルやその卵がうじゃうじゃいることもよくありました。

今ではあまりその光景をあまり見ることは出来なくなりました。

ペットショップで成長したカエルの状態で購入し飼育するケースが多いと思います。

トノサマガエルのオタマジャクシをどのように育てるか正しい飼育方法を知らない方も多いと思うので、今回まとめていきます。

どのような水槽が良いか

トノサマガエルのオタマジャクシを飼うには魚や金魚用の水槽で大丈夫です。

人に飼われてなく自然界で生きているオタマジャクシは、水田などに生息しているので結構生ぬるい水の中で暮らしています

ですから、飼育する場合も多少くらいは直射日光を浴びても問題ありません。

今回はトノサマガエルのオタマジャクシについてまとめていますが、一応例外としてはカジカガエルやヤマアカガエルは温かい水は避けるべきなので、日光が当たらないようにしましょう。

水槽の中の水とその掃除

水道水なら2日ほど汲み置きをしておいて、塩素を抜きましょう

もしくは、それが面倒であれば水槽の塩素を中和する薬が市販で売っているのでそれを使っても良いです。

水の量はあまり深くする必要はありません。

卵の状態なら5-10cm、オタマジャクシなら5cm以下で十分です

こんなに少なくて良いのかと思われるかもしれませんが、水田の水深を思い出してみてください。

そんなに深くないですよね。

掃除のタイミングですが、オタマジャクシの水槽はたいへん汚れやすいので、3日ごとに半分ずつ取り替えましょう

たとえ汚い水中でも亡くなってしまうことはありませんが、日々の小さな異変も見逃さないよう観察するためには、衛生的にも綺麗にしておく必要があります。

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オタマジャクシに足が生えてきたら・・・

トノサマガエルの姿を思い出してもらえばもちろんですが、成長すれば足は4本になります。

しかし、いきなり4本全て生えるのではなく、最初に前足2本が生えてきます。

その頃には陸に上がるようになってくるので、石を入れたり砂を傾斜状に入れてあげましょう

オタマジャクシはエラ呼吸ですが、カエルは肺呼吸です

この頃に陸を作ってあげなければ最悪の場合溺れてしまいますので要注意です。

雑食性なので、ゆで卵、ご飯粒、かつお節などで問題ありません

家で準備できるのでとっても簡単ですよね。

または、金魚の餌を与えても問題ありません。

まとめ

オタマジャクシの体が変態してカエルになるとは、まるで別の生き物のようですよね。

あらゆる生き物が大人へと成長する過程で、カエルへの変化はとても大きい方だと思います。

だからこそ、オタマジャクシの頃から育てるという経験はとても神秘的で素晴らしい経験になることでしょう。

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