春がやってきますと、田んぼや池などに卵を産み、カエルの幼生、真っ黒いオタマジャクシがたくさん水の中を、くねくねと泳ぎ始めます。
卵からオタマジャクシ、そしてカエルへと成長していきます。
オタマジャクシからヒキガエルに変態したばかりのときは、まだまだ小さくて、極少なカエルです。
アマガエルより小さいです。
その後の成長はすさまじく、ヒキガエルはカエルの中では最も大きくなります。
オタマジャクシのときも、他のオタマジャクシたちより小さいく可愛らしいです。
幼稚園に観察用にお預けしてあるヒキガエルのオタマジャクシ 脚がしっかり出てきてた pic.twitter.com/t91hUb3I75
— カエルーランド (@kaeruland) 2018年5月1日
ヒキガエルのオタマジャクシの見分け方は！？
オタマジャクシもカエルの種類により、色々な色と形になり様々です。
特徴も違います。
ヒキガエルのオタマジャクシは、斑紋がなく黒一色です。
３０ｍｍと小さく、音符の形に似ています。
オタマジャクシの期間は１ヶ月から２ヶ月で短いです。
３ヵ月の間になんと体長が３倍になり、エラ呼吸から肺呼吸になって、オタマジャクシの尾が完全になくなってエラを格納すると、陸上に出る準備ができて、立派なヒキガエルに成長していきます。
沢山のオタマジャクシが産まれてもカエルになるまでには、気温や水温、気候の影響をかなり受けて、とても厳しい状況の中、生き延びていきます。
凄い生命力です。
自然で生き残るのは相当大変な、貴重なことです。
オタマジャクシとヒキガエルの世界もサバイバルなのです。
まとめ
ヒキガエルは冬の間、土の中で冬眠をして春が始まると冬眠から目覚め、池まで歩いていき、池などの水の中で産卵します。
それが、子供のオタマジャクシと変わり、大人のカエルになっていきます。
エラ呼吸から肺呼吸へ、水中から陸上への生活になる。
そんな環境の変化の中で、たくましく生きていきます。
もの凄い生命力だなと感心させられますね。
オタマジャクシも、一生懸命餌を食べて、大きいカエルに、変態するために努力をして、やっとの思いでヒキガエルになっていくという自然の中のドラマです。
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