ヒキガエルの卵はゼリー状の物質に包まれた状態で、水田などで目にすることができます。
メスは生まれ故郷に赴いて集団で産卵をしますから、その数は数千から数万にも及びます。
ヒトの手によって卵を孵化させることができるのでしょうか?
ヒキガエルの卵を飼育ケースに入れてみました😊✌️
寒天のような紐状の中に、黒く丸い卵がたくさん並んでいます😍 pic.twitter.com/OFdCSb09Cv— がまちゃん (@kiyoko5096) 2016年6月6日
ヒキガエルの卵を孵化させみよう!採取前に準備することは?
採取に行く前から実は、育てていくための準備をしなければなりません。
また、採取に行く時に必要なものはどんなものでしょう。
卵の管理方法も含めて、少しずつ紹介していきたいと思います。
卵を採取する際に必要な物は?
必須のアイテムは、採取した際に取り分ける容器、卵をすくう網です。
容器はバケツやプラスチック製の水槽で構いませんが、前もって汲み置きの水と水草を入れておくといいです。
ヒキガエルの卵は数珠つなぎのようにゼリー状のかたまり(卵ひも)が連なっていますが、その一部を持ち帰るようにしましょう。
卵ひもを指で軽く押すと切り取ることができます。
たくさん持って帰ると飼育が大変ですし、そこに暮らす生き物のバランスを崩すおそれがあります。
ただし、白っぽいものは水カビが発生している可能性がありますから、持ち帰らないようにしてください。
卵を採取できたら、その場所の水を汲み取り家へと急ぎましょう。
卵の管理方法は?
採取に行く前の準備として、水槽に水草と汲み置きした水を4割くらい入れておきます。
後から採取した場所の水を足しますので、これくらいの分量で大丈夫です。
採取した場所の水温と、水槽の水温が異なる場合は、水槽と同じところに数時間置いた後に、半日陰の場所で管理します。
卵ひもは、とても長いですからいくつかに切り分けて、それぞれの水槽で管理すると、カビの被害を最小限に抑えられます。
孵化する際には酸素を大量に消費しますが、冬場の時期であれば水中の酸素は多くなります。
ですから、飼育環境に応じて水換えの頻度を増やしたり、控えたり調節をかけましょう。
水換えを行う際は、1日放置しておいた水を使うようにし、卵ひもを揺らさないようにしてください。
まとめ
ヒキガエルの卵を採取するのに、それほど多くの道具を必要とはしません。
しかしながら、水の管理はとても重要になってきますし、特に採取場所の水を汲んでくることを忘れないようにしましょう。
また、水槽の水を換える際は、卵ひもに余計な負担をかけないように配慮してくださいね。
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