カエルにも様々な種類がいますが、中でもアマガエルは比較的簡単に見つけることができます。
カエルが苦手な人も多いですが、アマガエルはサイズも小さめで愛らしい姿をしていることから、意外とファンも多いです。
今回はベランダでカエルを飼育する方法を調べてみました。
カエルの生態
カエルは呼吸のほとんどを皮膚から行っています。
皮膚が湿っているのはそのためで、乾燥すると生きていくことができません。
皮膚呼吸と肺呼吸の両方で呼吸をしているのです。
また、周辺環境によって体温が大きく左右される変温動物です。
そのため寒くなる冬の間は土の中などで冬眠し、温かくなるまで体力を温存します。
また卵やオタマジャクシの時期には水がある場所でしか生活できません。
カエルの食事
カエルは肉食性です。
ハエや蚊、クモ、蛾などの虫を捕まえて食べています。
一方、オタマジャクシの時には雑食性です。
いろいろな物を幅広く食べて成長します。
ベランダでのカエル飼育
カエルには適度な湿気とエサとなる虫が必要であることが分かりました。
ベランダでメダカの飼育をしていると、いつの間にか野生のカエルが住み着いているということも多いようです。
オタマジャクシはエラで呼吸をしますが、カエルは休めるスペースがないと溺れてしまいます。
大きめの水槽に水生植物を入れ、メダカやエビを泳がせてビオトープ水槽を作ると良いでしょう。
ホテイアオイなどの植物はカエルにとっての休憩スペースになります。
また、その水槽付近に鉢植え植物を多めに置いておけば、土や植物に集まってくる虫をカエルが食べてくれます。
カエルにとっても植物にとっても良い関係となるでしょう。
またそのビオトープ水槽の底に砂や土を入れて浅瀬を作っておくと、もし運が良ければ春にオタマジャクシが生まれるかもしれません。
まとめ
いかがでしたか？
乾燥に弱いカエルにとって、特に夏場は水辺を作ってあげる事が大切となります。
さらに冬の間は安心して冬眠できるように、深めに土を入れた冬眠場所を用意してあげると良いかもしれません。
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