カエルといえば可愛く描かれたキャラクターや、葉っぱの傘をさしているカエルを思い浮かべる人も多いかもしれません。

一方ヌルっとした皮膚を想像して嫌いな方もいるかもしれませんが、カエルと人についてどのような違いがあるのでしょうか?

詳しく見ていきましょう。

カエル 減少

カエルについて

生物についてのカエルを少し調べていきましょう。

カエルと一言にいっても、種類によってもその姿形は様々です。

アマガエルといえば緑色のイメージがあるかもしれませんが、周囲の環境によってその色を変化させているので、一時的に茶色や迷彩柄になっているアマガエルもいますよ。

体温と呼吸

カエルは両生類です。

また外気温など外環境に体温を左右される変温動物です。

呼吸の大半を皮膚呼吸に頼っていますが同時に肺呼吸も行います

カエルは皮膚が乾燥するとこの皮膚呼吸が出来なくなるため、乾燥が大の苦手です。

心臓や体液

カエルの心臓はニ心房一心室で成り立っています。

また赤血球には核がありますが、これは両生類では一般的なことです。

また生理食塩水濃度は0.65%となっているようです。

高い再生能力

カエルの神経は損傷を受けたり切断されたりすると、再生することも多いです

素晴らしい能力ですね。

またカエルになる前のオタマジャクシはその能力がより高いようですよ。

人について

ここで、上に挙げたカエルの特徴と人を比較していきます。

一体どのような違いがあるのでしょうか?では見ていきましょう。

体温と呼吸

人は哺乳類で恒温動物なので、外気温に影響されずに体温を一定に保つ能力があります。

またカエルのように皮膚呼吸はできません

ヒトは肺呼吸のみで生きているので皮膚が乾燥しても生命の危機には陥りません。

心臓や体液

人の心臓はご存知の通り、ニ心房二心室です。

またカエルとは違い赤血球には核がありません。

核がないことで赤血球は小さく、そしてエネルギー効率が高いです。

生理食塩水濃度は0.9%となっています。

人の再生能力について

残念ながら、ヒトの神経は破損したりしてもほとんど再生されることはありません

この点に関してはカエルの能力に負けていますね。

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まとめ

姿形や性質など、人とカエルでは大きく異なっていました。

相違点がかなり多い二者ですが、共通点もありますよ。

それはどちらも脊椎動物であることです。

また、カエルは一部分だけですが人と同じ肺呼吸を行っています。

意外と共通点もあるのですね。

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