カエルって水を飲まない?
そんな情報を目にしました。飲みますよね?
いくら水辺にいるとしても水分は必要でしょう。
そこで!今回はカエルの水の飲み方について調べて見ました。
水分は必要?
カエルにも水分は必要?どうやって飲む?
カエルも水を飲むのでしょうか?
答えはお腹で水を吸収しています。
他の生物のように口から飲むわけではありません。
カエルは飲んでいい水とダメな水をお腹の皮膚で感じ取り、大丈夫な水のみをお腹の皮膚で吸収しています。
口から飲まないからと言って、カエルは水を飲まないと言い切るレポートには少々の疑問を感じました。
カエルには皮膚呼吸が出来ると言う構造を持っています。
つまり酸素吸入が出来るのですから、酸素分子と同様、水分子も吸入出来るのだと理解出来ます。
口から水を飲んでいたらお腹がパンパンに膨れてしまいます。
ですので、カエルは自分に必要なだけ水分を吸収するのですね。
人間がプールで泳ぎながら呼吸するのは難しく、水泳の訓練を受けていないと無理でしょう。
クロールで息継ぎをするときに、下手な人は酸素と一緒に水も飲んでしまいます。
生物は良く出来ているものでカエルは水陸両方で生活が出来るのはこのように皮膚呼吸が出来るからなのですね。
まとめ
時に江戸時代、ナポレオン一世の時代、日本人がカエルがお腹から水を吸収している事を知らなかった頃には、すでにカエルがすでに座った状態のお腹から水を吸収していると主張する研究者がいたそうです。
1785年、カエルが皮膚から水を吸収することを論文にしたのがタウンソンであり、そのタウンソンをデンマークのヨーゲンセン(Jørgensen, C. B. , 1997)がタウンソンの研究について紹介していたそうです。
長井孝紀はこの文献を参考に【カエルはお腹で水を飲む?-カエルの皮膚-その意外な役割】と言う本を執筆されています。
この課題を書くに当たり、この著書の電子版を参考にさせて頂きましたことを付け加えておきます。
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