カエルに幼生期、オタマジャクシってとても可愛いですよね。
あのオタマジャクシの姿から将来カエルになるとは、知らなければ想像もつかないのでないでしょうか。
カエルには色んな種類があるわけですから、もちろんオタマジャクシの頃から既に何らかの違いや区別がすべきポイントがあります。
トノサマガエルのオタマジャクシの特徴を含めて、オタマジャクシの見分け方をご紹介します。
見分けるためのポイント
まずはもちろんのことですが、オタマジャクシの身体的特徴を把握することです。
「カエルの子はカエル」と言われているくらいですから、確かに大きな変態をしますが、親の特徴を子供の頃から何かしら持っています。
他にも区別するポイントはあります。
それはオタマジャクシがどこにいるか、住んでいる場所に着目することです。
カエルの種類によって好適な環境は違いますので検討がつきます。
その場所にいるだろう種類のカエルをあらかじめ知っておくと良いです。
トノサマガエルのオタマジャクシの特徴
基本的には、体系は卵型をしています。
体の前の部分から後ろの部分に向かって緩やかに膨らんでいると言えるでしょう。
その他には、背中に一筋の線があります。
反対にお腹側から見ると渦巻状の腸管が目立っています。
そして、動きが早いことも特徴に挙げられます。
ちなみに、世間で言うトノサマガエルは関東平野ではトウキョウダルマであり、中部地方や近畿地方ではダルマガエルと混じっています。
ダルマガエルの場合は体の側面に斑紋が多いです。
これに対してトノサマガエルは薄くて目立たないので、この2種類の区別がつきます。
ヒキガエルのオタマジャクシの身体的特徴
あらゆるオタマジャクシのうちから見分けるのが最も簡単と言えるのではないでしょうか。
日本には在来種として1種2亜種のヒキガエルが生息しています。
アズマヒキガエルとニホンヒキガエルの2亜種は東日本と西日本と分布地が分かれています。
また、別種ナガレヒキガエルは渓流性なので生息地を参考に見分けることが出来ます。
また、身体的な特徴としては真っ黒で小さいです。
そして泳ぎ方はひらひらしていて、スピードが遅いことが特徴です。
まとめ
成長したカエルを見分けるのは簡単ですが、オタマジャクシの状態で見分けるのはなかなか難しいと思います。
たとえ種類が見分けられなかったとしても、のんびりと泳いでいるオタマジャクシの姿を見ると癒されますよね。
もし機会があれば、ぜひオタマジャクシに会いに行ってはいかがでしょうか。
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