カエルの卵を見たことがありますか?
筆者は見たことないのですが、イメージとしたはゼリーっぽいものです。
カエルの祖先は魚と言われているので、それに似た卵、大きさもとても小さく何重もの薄い膜に覆われたものであると考えることができます。
今回はそんなカエルの卵、そしてその成分について調べてみました。
カエルの卵
両生類の卵は、おおざっぱには魚類と同じですが、その外側に卵嚢(らんのう)を有しているものが多くなります。
卵嚢(らんのう)とは、卵を包んでいる丈夫な袋状のもの、またはゼリー状や泡状物質のもので、卵を乾燥から守ったり、外敵から保護したり、受精を誘導したり、卵同士の接着や他の物に付着させる役割があります。
卵嚢は卵管からの分泌物ですが、これによって卵を守っているのです。
カエル卵の場合、卵細胞はゼリー層に覆われていて、その主成分が糖に富んだ糖タンパク質であることが以前から知られていました。
カエル卵ゼリーは受精の成立に必要であり、その役割として物理的衝撃およびバクテリアの侵入から卵を保護する、多精を防止する、Ca2+を保持する等が知られていますが、それらの分子機構はまだ解明されていないみたいです。
カエルの卵の成分
卵細胞はゼリー層に覆われていて、その主成分が糖に富んだ糖タンパク質であると今の所言われています。
しかし、深く詳しいところまではまだ解明されておらず、まだまだ研究が必要みたいですね。
ただ中にはカエルの卵を食べて見るというのを見つけました。なかなかクレイジーですね。
主成分がたんぱく質だからと言って、私は食べることはお勧めしません。
なぜなら、カエルの卵のゼリー状の部分は、産み付けられた場所の水を吸って膨らむので、生水を飲むのに近い危険性があります。
また毒が含まれている可能性も否めないからです。
まとめ
カエルの卵は簡単に言うと、タピオカみたいな感じです。祖先が魚だけあって、結構近いものを感じました。食べるというのはなかなかな挑戦だと思いますが、食べれないわけではないので、その辺は自己責任でお願いいたします。
今のあなたにおすすめの記事