カエルって触ったことありますか?
触ったことある人にはわかると思うんですけど、カエルの表面ってヌルヌルしてませんか?
触ったことがない人も、おそらく想像の中ではカエルがヌルヌルしているというイメージがあると思います。
あのヌルヌルは何のでしょうか。また何でヌルヌルしているのでしょうか。
今回はカエルの表面のヌルヌルしたあの粘液について調べてみました。
なぜ粘液をまとっているのか?
カエルの皮膚は普通ヌルヌルとした粘液で追われています。
その理由は、カエルのヒフはとても薄いので、体の中の水分が外に出てしまわないように粘液で湿らせていたのです。
もともとカエルの祖先は、魚だったと考えられています。
そして、カエルは子供の時は水中でおたまじゃくしをして生活し、大人になると陸上で生活する「両生類」へと進化しました。
しかし、カエルは私たち人間のように完全に陸での生活に耐えられるようになっていません。
進化がまだまだ不完全なんですね。
そのためカエルの皮膚は陸上で生活する生き物に比べてとてもうすいです。
そのため、このヒフは水分を良く通して体に水を吸収します。
また、水から出たら体の中の水分が皮膚を通して外にでてしまいます。
カエルの皮膚には、粘液がついていて、体から出てきた水分や外の外気などを吸収してたくわえます。
この粘液がしめっている間は、カエルの体から水分があまりでていきないので、つまりひからびずに生きていくことができます。
カエルの皮膚が湿っているというのは、カエルが生きていくためにとても大切であり、必須な能力なんですね。
粘液の成分
カエルの皮膚にはたくさんの粘液腺があり、その分泌物は皮膚を湿った状態に保ったり、捕食者から身を守るための毒性成分を含んでいます。
成分と言うより、分泌物は体の潤いを保ったり、外敵から体を守る毒性物質が主体となっているみたいです。
まとめ
カエルの表面がヌルヌルしているのには、彼らが生きていくためにとても重要な役割があることがわかりました。ですが、彼らの長い陸上生活が続くのであれば、いつかこの能力にも変化が訪れる時が来るかもしれないですね。
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