中国で起こった驚くニュースが2年ほど前にあったのはご存知でしょうか?
日本では食文化の中でカエルを食べるということは定着していないので、余計にビックリした部分もありました。
カエルと言えば田んぼや民家でゲロゲロと泣いていて、小学生の時にオタマジャクシがカエルになるまでの観察をした記憶があります。
実際に中国で起こったカエルが関係しているニュースとはどんな内容だったのでしょうか。
カエルの肉を食べて寄生虫が宿る
中国に住む10歳の音の個は何年間も頭痛に悩まされて、ひどい時には痙攣発作まで出ていたようです。
原因は、しっかりと火が通っていないカエルの肉を食べたことで、男の子の脳内に10cmほどの寄生虫がいたことでした。
また、他の別の10歳の男の子の脳内にも同じ種類の寄生虫が見つかったというショッキングなニュースの内容でした。
脳内にいた寄生虫
10歳の男の子たちを苦しめていた脳内にいた寄生虫は芽殖孤虫という名称の寄生虫で、本来であれば人に終宿主とはしておらず、人体内では成虫になれないタイプのものです。
そのため、幼虫のまま体内のあちこちを移動するので、幼虫移行症と呼ばれる大変深刻な症状を起こしてしまうのです。
幼虫移行症とは
幼虫移行症はとても厄介で恐ろしい病気です。
幼虫が眼球に侵入する目幼虫移行症、内臓に浸入する内臓移行症、皮膚の下に侵入する皮膚幼虫移行症などがあります。
中国で起きた10歳の男の子たちに寄生した寄生虫は脳に移動するタイプのものだった事が判明したのです。
結果として臓器や脳が破壊されて、吐血や嘔吐、下痢、腹痛、胸痛、頭痛、脳障害などのさまざまな症状を起こしてしまいます。
本当に怖い病気です。
中国の男の子のその後
症状を改善するためには摘出手術以外の治療法がないと言われています。
ただし、芽殖孤虫は幼虫が体内で分裂するので完治は極めて困難とされています。
2例目の男の子は手術を受けて幼虫を摘出し、今のところ正常に歩けるようになるなど、問題は特に出ていないとのことです。
まとめ
カエルの肉を生焼きで食べたことで怖い病気におかされていたことには本当にビックリしました。今では元気になった子供さんがこれからも健やかに育つように願うばかりです。
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