雨が降って上がると鳴いて移動する時や外敵から狙われたりすると跳んで逃げたりするカエルですが、そんなに跳ねていて疲れたりはしないのだろうか?
そう思った事はありませんか?
人は疲れると言葉や態度で疲れを表現しますがカエルは言葉を話す事が出来ません。
疲れているのかどうかも断言が出来ませんよね?
カエルの筋肉は常に飛んでいても疲労は溜まらないのか?
その辺を調べてみました。
カエルの筋肉の特徴
カエルの筋肉ってどうなっているのか?
人とはどれほど違いがあるのか?
人は走ったり泳いだりして負荷がかかると疲れが出てきて力が入らなくなってきます。
もちろん歩いてあるだけでも疲れは出てきて休憩したりします。
ではカエルと人の違いどうなんでしょう?
頭部
人には表情筋と咀嚼筋がありますがカエルには無く、咬筋などの咀嚼筋や下顎を動かす筋肉や鼻や目を動かす筋肉があります。
頸部
人は首の部分にも色々な筋肉がありますがカエルには首が無いので下顎を動かす筋肉のみになります。
胸部
人間には横隔膜によって腹部と胸部を分けられますが、カエルには肋骨が退化し横隔膜も無いので腹部と胸部の境目がありません。
脚部
カエルの脚部は人で言う所の上腕二頭筋や上腕三頭筋があります。
また後足は跳ねたりする為に必要な筋肉があります。
カエルは人の筋肉と違い飛び跳ねる動きをするので後足が発達していますが、長い時間の跳躍をしていると高さも飛距離も伸びず止まってしまう事があります。
やはりカエルも飛び続けると疲れが出てくるのでしょう。
カエルの飛び方
カエルは自分の身長より50倍ほど飛べると言われています。
カエルが遠くへ飛ぶ理由は様々ある様ですが大体は外敵から逃げる為だったりします。
そして遠くへ飛ぶ事が出来るのは人とは違う骨格があるからと言われています。
カエルの後足は筋肉が大きく発達して3つに折れておりバネの様にしなって高く飛ぶと言われています。
着地の時も衝撃を吸収して着地するので負担を和らげる効果もあります。
また人とカエルの身体的な構造にも違いがあります。
人は体幹部分が頭、脊椎、胸部、骨盤の4つに2ヶ所の体肢で上肢と下肢になります。
カエルは頭と脊椎の2つに体肢は上肢と下肢になります。
カエルには胸部と骨盤の部分が人と違うところです。
人より体幹部分が少ない分、他の筋肉が発達して跳躍力を生んでいるのかも知れません。
まとめ
カエルの筋肉は人と違い特化した筋肉の付き方をしています。
自然界での生活の中で必要な筋肉が進化して今のカエルになったのでは無いでしょうか?
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