カエルの足の指の数は一体いくつあるのか、その数について考察します。

カエルの足の指の数から考察する

ペタンと吸盤でくっつくカエルの足は、イラストなどにユーモラスに描かれることが多いですが、その足の指の数がいくつあるのかをご存知の人は少ないのではないでしょうか。

世界に生息するカエルは実に多種多様です。

足の形状から色柄、指の数にしても全てが同じ作りではありません。

しかし日本国内に生息するカエルは足の指の数が一致しており、アマガエルもアオガエルもヒキガエルも全て前足に4本、後ろ足に5本の指がついているのです。

では何故前足と後ろ足で数が異なっているのでしょうか。私達人間に照らし合わせてみると、細かな動きを必要とする前足、いわゆる手の指が多いほうが納得がいくように思われますが、こうなったのには何か理由がありそうです。

カエルは水陸を移動する生物です。

カエル 足数

泳ぐのに必要な水かき機能と、陸で高く跳躍するのに必要な機能が求められます。

それらを強化するために前足と後ろ足の指をバランスよく配置し、指の数が決まったのだと推測されます。

カエルの足の数は、生息している国、環境に適応するため最適な形に進化したのでしょう。

どこかの国で8本指のカエルが発見されたニュースが流れましたが、あれも単なる突然変異などではなく、地球環境の変化に伴うモデルチェンジだったのかも知れません。

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まとめ

両生類は不思議な形をしているものが多いですが、カエルの足が前足と後ろ足で数が違うということに
今回初めて気が付きました。足の数の違いについては、はっきりとした生態は分かっていないようですが、
水陸両用のためと考えれば、自ずと生物の進化に対する興味が沸いてきます。
カエルをじっくり観察することはありませんでしたが、今度見かけたら足の動きに目を凝らしてみようと思います。

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