ヒキガエルの卵はどのくらいで孵化するものなんでしょうか?
ゼラチン状の筒状のようなものの中で、小さな黒い卵が、いっぱい入っているようですが…
また、白い卵と黒い卵では、何か違いはあるのでしょうか?
本日は休園日…ですが、ビオトープにあるヒキガエルの卵の状況報告。卵を包んでいた紐状のゼリーから卵(胚)が出てきて、そろそろ孵化しつつあります。実は孵化した段階では、まだオタマジャクシじゃないんです。 pic.twitter.com/TGd9VYxBj4
— 広島市安佐動物公園【公式】 (@asa_zoo) 2018年3月21日
ヒキガエルは産卵後1週間程度で孵化する
ヒキガエルは産卵してから、1週間程で卵が孵化するそうです。
白い卵は、未受精卵かもしれないです。
黒い卵のほうが、受精卵のようで、オタマジャクシになるようですが、すべてオタマになっても困るでしょうね…
なんせ、1万個以上もの卵が一度に産まれるそうですから…
ヒキガエルというのは、カエルの中でも産卵時期が早いそうで、他のカエルの卵と区別しやすいと思います。
ヒキガエルの卵は1割孵化させて9割はエサに
ヒキガエルの卵を飼育していると沢山ある中で、たまたま1匹孵化し、小さなオタマジャクシとなってお目見えしました。
孵化した貴重な1匹のオタマジャクシは、とってもかわいい様子です。
ヒキガエルの沢山ある卵のうち、9割はヒバカリやミズカマキリ、ミズヘビなどのエサに使用し、残りの1割を飼育しようと思っています。
早くかわいいオタマジャクシの姿が見たいものです…
孵化したヒキガエルの卵は1年で大人サイズに
どれくらいで、オタマジャクシから大人サイズのヒキガエルになるのかというと大体1年はかかるようですね。
また、エサはヨーロッパイエコオロギで大丈夫のようですが、カエルの大きさに合わせてコオロギの大きさも加減する必要があるようです。
1匹なら水槽は60㎝程度のもので十分なようですが、ペアなら、ギリギリのサイズということです。
ヒキガエルの毒ですが、触っても害はないでしょうか?
これは少し不安な面がありますが、触ったあと、しっかり手を洗えば問題ないようですよ。
まとめ
ヒキガエルの産卵時期ですが、春先、寒さが和らいだ頃、集団で産卵するのだそうです。
卵は筒状の保護物質のようなもので覆われ、保護されている状態です。
産卵後4日目までは、一定の水温が保たれていないと、卵の生存率が悪くなるようです。
しかし、水温が高いと、成長が早まるそうです。
水温がヒキガエルの卵の孵化には、大切な条件となっているようですね。
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