日本の各地で棲息しているアマガエル。
その分布はとても広く、自然の中はもちろん都内でもその姿を見かけることができます。
また、飼育のしやすさもあり、子供のいる家庭などではよく飼育されているようですね。
今回はそんなアマガエルの卵について中心に調べたことを書いていきたいと思います。
のりで飼ってたアマガエルが卵産みました
真面目に飼育法がわかりません
どなたか教えてください pic.twitter.com/3jOjc5GcAu— 爬虫バカ (@wwwk_kwww) 2017年5月7日
アマガエルの産卵時期について
アマガエルの繁殖期は四月から七月にかけて続きます。
アマガエルは夜行性なので、夜になると活発に行動するようになります。
聴覚がすぐれているため、メスはオスの求愛の歌を聴き分け、居場所にたどり着きます。
水田などの水たまりあるところでは盛んに鳴いているのが見かけられますね。
皮膚感覚がすぐれてるので、湿気の動きから雨を予想できると言います。
カエルが鳴くと雨が降るということわざは、間違いではありません。
水たまりができやすい雨の時期は、アマガエルが繁殖しやすいので、オスはしきりにメスを誘い鳴きます。
これが俗にいうカエルの大合唱ですね。
産卵される卵について
メスがオスの鳴き声を頼りに水たまりにやってきます。
泳ぎ回ってオスと出会った後はペアになり、広い範囲を泳ぎ回るようになります。
卵は一度の産卵で200~1000個ほど生み出しますが、回数は数回から数十回に及び、ばらばらに産み落とされるのですべてを見つけ出すのは困難であるとされています。
卵の大きさは直径で約1.2㎜ほどと平均的なサイズをしています。
卵を産んだメスは50~60日後に再び産卵をするようになります。
卵について
卵は水温が22℃~27℃くらいになると孵化します。
水温が高いと孵化するスピードが上がり、早いもので3日ほどで孵化するようになります。
オタマジャクシでいる期間は1~2か月ほどで、食べるものも藻や虫の亡骸などから生餌に変化します。
飼育を考えているのであれば、水槽の中に植物の足場や陸をあらかじめ作っておくことをお勧めします。
まとめ
卵から生まれて約2年ほどで繁殖を行うようになります。
アマガエルの繁殖は2年サイクルということになりますね。
生き物の一生というのは興味深く面白いものなので、2年という比較的短い期間でそういう場面を見れるのは貴重かもしれませんね。
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