一般的に飼育されているカエルとしてアマガエルが挙げられると思います。
アマガエルを卵から成体になるまで育てる過程で、生活様式が変化するので、分からないことも多いと思います。
今回はそんなアマガエルを卵から育てる方法について中心に書いていきたいと思います。
3割くらい孵化した。気温が高いと発生が早い。#アマガエル #カエル #両棲類 #両生類 #ニホンアマガエル Hyla japonica pic.twitter.com/59J24JhT2C
— Yt (@Plantsman_jp) 2017年7月6日
オタマジャクシから成体になるまでの生活環境
カエルの卵からは、オタマジャクシが生まれます。
オタマジャクシは生活拠点が水の中なので、水槽やケージに水を張ってあげましょう。
何もなくても十分生活できますが、水草や石などを入れてあげると隠れ家などができ、快適に過ごせるようになります。
また、足が生え始めてくると陸上に上がりますので、水の位置より高い足場か、陸を作ってあげましょう。
足が四本生えるころに、体も緑色になり始めます。
この時期になると餌をあまり食べなくなるので、病気かと心配される方もいらっしゃると思いますが大丈夫です。
食生活の変化
オタマジャクシは、パンくずや米粒、ゆでたホウレンソウなど植物性のエサを好んで食べる雑食性です。
ミルワームなどかみちぎれるか丸呑みできる程度の大きさであれば動物性のものも食べます。
また、生きていないものを食べるのはオタマジャクシのうちだけです。
オタマジャクシは金魚やメダカのエサなどにも食いつきます。
このエサは安く、栄養価が高いだけでなく、水も汚しにくいといった利点があるので、オタマジャクシのエサをしてお勧めできます。
成体になりますと、生きたエサを好んで食べるようになり、動かないものはあまり食べません。
バッタやミミズなどがおすすめです。
アリやハエなどもいいですが、体も小さく栄養価もあまり高くありませんので、お勧めできません。
また、成体のエサは昆虫に偏らずいろいろなものをあげるとよいでしょう。
乾燥イトミミズなどは生餌ではありませんが、好んで食べる傾向があるようです。
まとめ
改めて振り返ってみると、カエルの一生というのは多くの変化がありますね。
このように身近な生き物でも多くの発見と驚きに満ちているので、アマガエルの飼育というのは人気があるのかもしれませんね。
今のあなたにおすすめの記事