アマガエルは夜行性で、夜中になると活発に活動するようになってきます。
昼間は壁に張り付いたり、乾燥してくると水辺でまったりしたりなどあまり精力的に行動するといったことはありません。
そこで今回は夜中のアマガエルの生態と、その飼育方法を中心に記事を書いていきたいと思います。
夜中に飼育するときの注意
夜中の動き回るアマガエルを観察したいというのであれば、水槽の中身がうっすらと見える程度に照明を当ててあげましょう。
人間でもそうなように、アマガエルも24時間照明のもとにさらしておくのは健康上よろしくありません。
昼間は明るく、夜は暗いといった環境を提供してあげましょう。
夜中のアマガエルの行動
アマガエルは元々木の上で暮らすことの多い、樹上性の生き物ですので、水槽やケージの中に植物を入れてあげましょう。
あまり土を水槽内に敷くと、カビが生えたり、寄生虫の原因となったりと手入れが面倒なのでおすすめしません。
小さなポットを設置するのがよろしいかと思われます。
夜中になるとアマガエルは植物の上に飛び乗り、仲間たちと遊んだりします。
適齢期になり、水槽内に十分な量の水辺があればオスは求愛の鳴き声を上げることもあります。
また、雨の日は皮膚感覚がすぐれているため、空気の流れを察知して鳴き声を上げることがあります。
アマガエルにとって水は卵が育つために必要不可欠なものなので、オスはきっと喜んで歌うのでしょう。
このとき注意してほしいのは、活発になり、飛び回っているアマガエルが脱走してしまうことです。
ケージや水槽は完全に蓋が閉まるようなものを購入しましょう。
せっかく飼育が楽しくなってきたのに脱走されたら悲しいですよね。
繁殖を考えているようなら、卵が産まれたら温度を高めに設定しましょう。
30度前後になると早ければ3日ほどで孵化するようになります。
まとめ
アマガエルが夜行性というのは意外でしたね。
そういわれてみると田んぼなどで鳴いているのは夜中のほうが多い気がしますね。
人間とは生活リズムが違いますが、うまく飼育していけばきっと魅力的な姿を私たちに見せてくれるでしょう。
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