アマガエルと言えば日本で最も良く飼育されているカエルの種類となります。
大きさ、餌などちょうど良い大きさで、温度調節もほかの種類に比べると扱いやすいため普及していったと考えられます。
また都内などでも見かけることができ、比較的簡単に捕まえられることなども相まっていると考えられます。
今回はそんなアマガエルの繁殖方法を中心に書いていきたいと思いますので、繁殖の際の参考にしていただければと思います。
アマガエルの卵の孵化について
アマガエルの卵を孵化させるには、水槽に30センチ以上水を張りましょう。
浸す水はできれば採取してきたときの水か購入した時の環境の水を使用しましょう。
もし、水で困ったら近くの池の水などを採取しましょう。
水の条件が満たされたら適温であればだいたい1週間ほどで孵化します。
水温がもう少し高いと三日ほどで孵化することもあるので、卵は基本的に毎日観察することをお勧めします。
卵が孵化したらオタマジャクシが泳ぎやすいよう少しだけ水を足してあげることを推奨します。
オタマジャクシの食生活
オタマジャクシは基本的に雑食性ですが、植物性が強い傾向があります。
食いつきのいい餌として、米粒、ゆでた野菜の切れ端、パンくずなどがあります。
盲点かもしれませんが、金魚やメダカのエサなどは栄養価が高く、水も汚れにくいので、初心者や水替えの時間があまり確保できない人などにお勧めです。
オタマジャクシの成長過程
オタマジャクシは成長してくると、後ろ足、前足の順で生えていき、足が4本生えるころには体色が緑色に変化します。
またしっぽなども体色が鮮やかになるにつれて退化していきます。
この頃になると肉食に食生活が変化しますので、ミルワームやバッタなどの生餌を主にあげるようにしましょう。
また、しっぽが退化する時期は体調を崩しやすいので、普段よりも温度管理などをしっかり行いましょう。
まとめ
繁殖に関しては水と食生活が大事なようです。
私たちも空気が汚かったら息苦しくてつらいのと同じだと思います。
オタマジャクシは比較的生命力の強い方ですが、体調を崩しやすくなる時期もありますので、配慮を常に怠らず、繁殖に注力してください。
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