池の中や田んぼの中をふと覗けばそこにいるオタマジャクシ。
オタマジャクシのことを普段考えることも少ないのではないかと思います。
今回はアマガエルのオタマジャクシの生態や大きさの特徴についてご紹介したいと思います。
アマガエルのオタマジャクシの生態は?
そもそもオタマジャクシは、なぜその名前がついたかをご存知でしょうか。
調理器具の玉杓子に似ていることからつけられたと言われています。
オタマジャクシの生態ですが、親であるカエルとは全く異なる形状、生態で知られています。
オタマジャクシの成長は、魚類から両生類への進化の過程を垣間見ることができます。
すごいですよね、進化の神秘を間近に見ることができるのです。
オタマジャクシの骨格のほとんどが軟骨ですが、成長過程を経ることで硬化していきます。
頭部の後ろに鰓があり、鰓呼吸をします。
腹部は大きく膨らんでおり、長い腸が収まっています。
オタマジャクシの間は雑食性なため、腸の長さが親よりはるかに長いのです。
尻尾は胴部より長く、筋肉質でよく曲がり、これを全体にくねらせて泳ぎます。
カエルになるまでの成長過程を簡単にご紹介します。
まず一番始めに後ろ肢が生えてきます。
スムーズに水の中を泳げるようになってくると、徐々に尻尾は短くなり、前肢が生えてきます。
四肢が出揃うと、いよいよ尻尾がなくなっていきます。
この頃のオタマジャクシは四肢でかなり上手く水中を泳げるようになります。
尻尾が完全になくなり、肺機能が作られたら陸上生活の始まりです。
この頃から立派なカエルとなります。
食べる物も、雑食から肉食へと変化していきます。
成長過程を知ると、いかに不思議な生態を持っていて成長しているのかがお分かりいただけるのではないかと思います。
アマガエルのオタマジャクシの大きさは?他の種類のカエルと比べてどうなの?
それでは大きさはどうでしょうか。
私たちが普段みるカエルであるアマガエルのオタマジャクシの大きさは、尻尾を入れて5~6cm程度の大きさです。
お腹の部分だけでいうと1.5cm~2cm程度です。
他の種類はどうでしょうか。
ウシガエルのオタマジャクシはなんと15cmもあります。
比較するとかなり違いますね。
まとめ
改めて考えてみると知らなかった発見が多かったのではないでしょうか。
生態を知った上で是非オタマジャクシと接してみてください。
今のあなたにおすすめの記事