アマガエルは日本で飼育されているカエルの中でよく見かける品種です。
オタマジャクシも絵本やイメージに該当するようなきれいな黒をしています。
今回はそんなアマガエルの生態を振り返り、その特徴を中心に記事を書いていきたいと思います。
オタマジャクシの時の生活
アマガエルがオタマジャクシの時の生活様式は緑色の成体の時とは大きく異なります。
まず水の中で過ごすという大きな違いがあります。
オタマジャクシは鰓呼吸で、成長するにつれて肺呼吸に変化し、陸に上がるようになります。
アマガエルのオタマジャクシは、1月半ほどで成体になるなど成長速度が速いので、ケージや水槽の中には、空気が吸えるよう陸や岩場などを作ってあげたほうが良いでしょう。
また、食べるエサも成体とは異なりますので、注意しましょう。
主に雑食性ですが、その傾向はパンくずや茹でたホウレンソウ、米粒など植物性が強いので、困ったら思い出してください。
成体の時の生活
成体になりますと、動かない餌にはほとんど興味を示さなくなります。
しかし食べないわけではありません。
乾燥したイトミミズなどを食べることもありますので、手を汚したくないと考えている方は、それらをピンセットでつまんであげることもできますので、おすすめです。
カエルの餌は虫ならばコオロギ、バッタなどです。
大きさはアマガエルの体長の半分程度かそれ以下のものにしましょう。
昆虫ばかりでは栄養が偏るので、ミルワームなどを与えてバランスの良い餌を与えましょう。
また、アマガエルは皮膚の感覚がすぐれているので、オスは繁殖に適した雨が来ると求愛の歌を歌うことがあります。
あまり気になるようでしたら、きちんと防音対策をすることをお勧めします。
ケージに何か布をかぶせるだけでも大分音を遮断できますので、あまり気張って考える必要もないでしょう。
まとめ
卵から育ててみるのも面白いですが、過密飼育だけは避けましょう。
オタマジャクシは数が多くなりすぎると共食いを始めてしまいますので、気を付けてください。
また、餌が少なすぎると自分の尻尾を食べる自食行為も確認されているようですので、餌の量にも気を付けてください。
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