カエルと一口に言っても、何百とも言われるほど、たくさんの種類がいます。
その中でも日本で見られるカエルの種類は数十種類で、さらにその中でも日本だけの固有種もいます。
北海道で見られるカエルや九州で見られるカエルと生息する場所が限られた個体もいます。
最近ではドラマにもなった『ど根性カエル』で実際に蛙神社のモデルになった神社が山梨県にあると言われ山梨県で蛙を探す人も居ると言われています。
そこで山梨県で見つけられるカエルの種類を調べてみました。
山梨県で見つけられるカエルの種類
山梨県は周りが山などで囲まれた県で近くには世界文化遺産に登録された富士山がある日本の県です。
その山梨県で見られるカエルとはどんな種類のものがいるのでしょうか?
山梨県で見られるカエル
アズマヒキガエル
体長6〜15cm程度の大きさで昆虫やミミズなどを食べる日本に生息する大型のカエル。
水に入る時は繁殖期くらいと言われるほど乾燥に強く民家や雑木林などに生息しています。
見た目はイボイボが付いておりちょっと気持ち悪く触りたくは無いですが帰宅時などに見えるとホッとする人も居ると言われている癒し系。
モリアオガエル
体長4〜8cm程度の大きさで比較的大きめのカエル。
山地で多く見られ繁殖期は水田や湿地に集まりますが非繁殖期は森林で活動しています。
昆虫やクモなどを餌として食べていますが天敵はイタチやタヌキ、ヤマカガシと言うヘビなどに食べられます。
モリアオガエルの特徴は産卵にあり、他のカエルは水中に産むのに対してモリアオガエルは木の上や草の上などに泡を作りそこに卵を産み付ける特徴があります。
ヤマアカガエル
体長はモリアオガエルとあまり変わらない大きさのカエル。
丘陵地や山間の森林などの小川や湿地に生息しています。
餌は成体は昆虫やミミズ、貝類などを食べますが、幼体の時は落ち葉や水草、水生昆虫などを食べます。
産卵は良く見る様な寒天質に包まれた卵を1年に1回1000個ほど産むと言われています。
蛙神社(新倉富士浅間神社)
ドラマのど根性カエルでヒロシや皆がピョン吉の病気を治そうと富士山の見える神社が出てきました。
その神社が山梨県にある新倉富士浅間神社なんです。
特にカエルを祀っている訳ではありませんが、ドラマで蛙神社としてロケされて知名度が上がった神社です。
厄除けや安産、子育ての神として信仰されている神社で場所は富士急行線の下吉田駅から歩いてすぐです。
まとめ
山梨県と言う立地条件に合うカエルは山地を好むカエルが多くいます。
中には泡を作り卵を産み付ける特徴のあるカエルもいます。
山梨県へ行った際には子供に戻ってカエルを探してみるのも楽しみの1つになるのではないでしょうか?
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