白いカエルについて調べました。
白いカエルと縁起との関係
カエルというと、どんな色を思い浮かべますか。
おそらくみなさん、あのシンボルカラーである緑色を思い浮かべることでしょう。
種類によっては、茶色だったり赤色だったり様々ですが、基本的には緑色を連想するはずです。
そんなカエルですが、中には白色をしたカエルもいます。
それが、「アルビノ」種のカエルです。
アルビノとは、遺伝子の欠損によって先天的に色素が欠乏し、皮膚や体毛などが白色になる遺伝子疾患のことを言います。
そのため、アルビノ種の動物の眼は赤色をしています。
ちなみにですが、ホワイトタイガーのような白い色をした動物はアルビノとは違い、遺伝子的にあえて体毛や色素を白色になるような遺伝子が組み込まれているそうです。
色素が欠乏しているわけではないので、眼の色は普通の黒色をしています。
実はこのアルビノ種のカエルは、縁起の良い物とされています。
そもそも古来より、日本では白は縁起が良いものとされており、白は純粋・美・すべての起源・聖域など神聖的なものと考えております。
また、アルビノ種の動物はその色のため生存競争に生き残るのが難しいため、そういったところに希少性感じ、それらを踏まえ縁起が良い物だと考えられています。
そのため、アルビノのカエルは高い価格で売買されていることがあります。(値段はものによりますが、数万円程度だとか)
しかし、白色をしたカエルはアルビノ種のみではありません。
白色をしたカエルは、実は場所によって白色になったものもいるのです。
こういったことはカエルのみならず、バッタやカマキリなどの生物もありえます。
なぜなら、環境に適した色を施すことで、自身の身を敵から守ったり、はたまた獲物に認識されないようにするための保護色だからです
保護色をしたカエルは、アルビノ種と違い眼の色が赤ではなく普通の色をしています。
その部分が、違いを分けるところとなっています。
まとめ
白色のカエルと縁起との関係が分かりました。
また、縁起が良いとされているのはアルビノ種の方で、そのカエルはとても高い価値を持っているため、欲しがる人は多いそうです。
個人的には、アルビノ種のものを見かけても、捕まえたりせずにそのまま放しておいて欲しいです。
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