梅雨の時期から夏に向けて、よく目にするカエル。
身近なカエルの種類について調べてみました。
最も種類の多い両生類
カエルは砂漠地帯と寒冷地以外のほとんどの地域に生息しています。
そのためカエルの種類は6000種類以上いるという説もあります。これは、両生類の中でも1番といえるでしょう。
日本に生息するカエルの種類
現在日本に生息するカエルの種類は約45種類ほどで、今もなお新種が発見されることもありその数は増えています。
しかし、ほとんど都市部で目にするのは数種類と意外に少ないです。
鳴き声は耳にしたことがあっても見たことがないカエルや夜行性で、日中活動しないためなかなか見ることの難しいカエルもいます。
危険な毒を持つカエル
日本で最もよく目にするアマガエル。
昔から、アマガエルには毒があると聞いたことがある人も多いと思いますが、あまりにも身近なため子供の頃に捕まえて遊んでいた記憶があります。
実はこのアマガエル、触っただけではあまり問題ありません。
危険なのは、触った手を洗わずに物を食べたり目を擦ったりと、人間の身体の粘膜に触れてしまった場合です。
目に入ってしまうと失明の危険もあるので、触ったら必ず手をきちんと洗いましょう。
次に、ヒキガエルも毒を持っていて危険なカエルです。
こちらは、触れただけでも炎症を起こしてしまうので注意しましょう。
ヒキガエルは、危険を感じると耳腺とイボから毒を発します。
この毒は神経系のステロイドが含まれるので、万が一口に入ると幻覚や嘔吐、時には心臓発作を起こして死に至る事もあるそうです。
こちらも、触れてしまった場合はちゃんと石鹸で手を洗いましょう。
まとめ
今回の調べで、カエルが両生類の中で一番種類が多いことが分かりました。
毒性を持っているアマガエルやヒキガエルは非常に見る機会も多く、小さなお子様がいるご家庭では触ってしまった際、必ず手を洗い、何か異常があった場合は早めに病院で診察する事をお勧めします。
また、ペットを飼っている飼い主さんは散歩の際、犬や猫が近づかないよう注意してあげてください。
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