カエルは環境の変化にとても弱い生き物です。
一度病気になってしまうと、回復できる体力がないことも多いようです。
野生からのカエルは寄生虫に100%近く感染していると考えられます。
そこで、寄生虫がいるカエルの病気について調べてみました。
フィラリア症とは
目の中に寄生虫がいると、白く細長い寄生虫がカエルの目の中でグルグルと動き回っています。
これは、フィラリア感染症の一種であるロア糸状虫症かと言われています。
フィラリアとは、蚊が媒介する寄生虫です。
感染すると、心臓に成虫は寄生し、心臓病や肝臓病・腎臓病などいろんな病気を引き起こす、とても恐い病気です。
成虫は、細く長いのが特徴の虫です。
寄生虫感染症とは
寄生虫によって症状も異なりますが、いくら食べても太らなかったり、下痢をしたり、なんとなく調子が悪く、皮下に線虫が見えるなどの症状を示します。
ただし、健康なカエルで感染している寄生虫の数が少ない場合には明らかな症状を示さないことがほとんどです。
感染の原因としては、野生のカエルであれば、現地で食べている餌や環境中から寄生虫に感染します。
輸送や飼育によるストレスによって免疫力が低下した際に、体内で寄生虫が増殖してしまいます。
野生のカエルを採集し飼育するのであれば、健康な時を見はからって検便を行い、感染している寄生虫を検査し、それにあった駆虫薬を投薬しておくと安心です。
ですが、体重や健康状態にあった量の駆虫薬を与えなければ意味がありません。
少ない投薬量であれば寄生虫は亡くなりませんし、逆に投薬量が多いと肝臓や腎臓に負担をかけ副作用が出てしまうことがあります。
体内で維持ができないほどの数に寄生虫が増えてしまうとカエルの体が負けてしまいます。
駆虫をするには、経験の積んだ獣医師のもとで行うのが安全と言えます。
まとめ
寄生虫に感染するととても恐いですね。カエルも生き物ですから、病気にもかかりますが、病気になってからではなく、病気にならないように日頃から気をつけて管理してあげることが大切ですね。
今のあなたにおすすめの記事