普段は緑色のシュレーゲルアオガエルですが、アマガエルのように茶色や灰色に変色することがあります。

少し大きいアマガエルを見つけたら、シュレーゲルアオガエルかも知れません。

大きいアマガエルを見つけたら

日本で私達が身近に見ることのできるカエルといえばアマガエルですが、その大きさは2~4センチです。

もしも5センチ以上ある大きいアマガエルを見つけたら、それはアマガエルではなくシュレーゲルアオガエルかも知れません。

アマガエルより鼻面が長く、目の後ろにアマガエルのように黒い筋がないのが特徴です。

このシュレーゲルアオガエル、本州に生息するカエルの中でも最も愛されキャラのカエルと云われています。

童話に出てくるイラストのようなパーフェクトな顔立ちは、まるでカエルの王子様のようです。

何より性質がおっとりしていて、アマガエルのようにすぐに逃げようとはしません。

ペット感覚で、その姿や行動を眺めたくなるカエルなのです。

カエル 大きい 茶色 緑 灰色
緑から茶色や灰色に変幻自在

シュレーゲルアオガエルは普段は緑色をしていますが、時としてアマガエルやモリアオガエルのように体色を変えることがあります。

アマガエルの場合は生息環境によって体を保護色に変えることが知られていますが、シュレーゲルアオガエルの場合は学術的にまだそのへんのことがはっきりとしていません。

どの環境にあっても緑色のままの個体があるかと思えば、落ち葉や石の陰で灰色や茶色のような茶褐色に変色している個体がいるのです。

その個体差はどのような理由かを知りたいところですが、現在シュレーゲルアオガエルはその数が減少しており、地域によっては準絶滅危惧種に指定されています。

個体不足なことから詳しい生態がまだまだ分かっていません。

体色の変化については、カエル愛好家や研究家の注目の的となっています。

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まとめ

ネットでシュレーゲルアオガエルの画像を見てみたところ、確かに緑の発色が美しく、目玉もくりくりで愛嬌があります。
卵を孵化させて繁殖を試みるマニアが後を絶たないとのことですが、カエル愛好家を惹きつける魅力を備えているのでしょう。
体が大きいという特徴は観察に適しています。何より茶色や灰色へ変化する場面に出会えるその時を楽しみに飼うことができそうですね。
準絶滅危惧種ということですが、希少な生体を絶やすことないよう、私達人間はむやみやたらと環境を破壊しないようにしなければなりません。

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