初夏によく見かけるアマガエル、たまに見るウシガエル、カエルの種類はたくさんあります。
なかにはナニコレ!っていう変なカエルも。
今回はカエルの種類をご紹介します。
さあ、カエルの種類を覚えて、ポケモンGO!のように、カエルウォッチングのケロケロGO!の旅に出ましょう!
日本でもっともメジャーなアマガエル
初夏の田んぼでよくみる緑色のカエルです。
アマガエルはその名の通り、雨が降ることを事前に察知できるカエルです。
雨の気圧の低下で気配を感じ、木の上のほうに上っていきます。
初夏の夕立では「シャワーコール」と呼ばれる特別に高い声で鳴く行動をとります。
最初に緑色のカエルと紹介した通り、普段は緑色をしていますが、土の上にいくと体を茶色に変えて敵から身を隠す能力があります。
ともかく小さいカエル、ヒメアマガエル
日本の固有種の「ヒメアマガエル」というカエルはとにかく小さいその体が特徴です。
体長はなんと2.2ミリから3.2ミリ。
よく見ないと見つけられないです。
体形は扁平で、胴体は幅広く、頭部は胴体のわりに小さいので、独特の体形をしています。
体の色は褐色で、背中に斑点があります。
飛躍力はとてもつよく、エネルギッシュなジャンプを繰り出し移動しますが、水かきはあまり発達していないので、泳ぎはそれほど早くないです。
餌は主にアリを食べています。
漆黒のボディー、ツチガエル
日本全域に生息する真っ黒なカエル、こちらはツチガエルという種類です。
大きさは3センチから6センチ。
別名「イボガエル」とも呼ばれています。真っ黒な体と、体表面にたくさんついているイボが特徴です。
体が黒いので土の上では全く目立たないです。
一見厳つい容姿に思えますが、顔をよく見るととっても円らな瞳をしており可愛らしい顔をしているのも特徴です。
モーモー鳴くよ、ウシガエル
その名の通り、鳴き声は「ケロケロ」ではなく「モーモー」です。
まるで本物の牛そっくりに鳴きます。
体はとても大きく体長10センチから20センチ。
もともと食用としてアメリカから輸入されてきたもので、現在野原にいるものは、それが逃げ出して野生化したものです。
現在も食用ガエルといえばこのウシガエルが用いられます。
毒を持っている危険なヤツ、ヒキガエル
ヒキガエルも、日本全域に生息する、比較的メジャーなカエルです。
別名「ガマガエル」とも呼ばれ、昔の歌舞伎や絵物語にもしばしば登場します。
役柄は忍術を使ったり、化け物だったりと、不気味なものとして描かれることが多いです。
耳腺には毒液があり、それが目に入ると重症な角膜炎を起こす可能性があります。
海外には、誤ってヒキガエルを食用として食べてしまい、亡くなられた方もいます。
身近にいる、危険なカエルです。
まとめ
こちらで紹介したカエルは、日本でお目にかかれるカエルのほんの一部です。
よく目を凝らしてさがしてみると、なんだこりゃー!というカエルに出会えるかもしれません。
初夏のお散歩のスパイスに、カエルマスターを目指しながら歩いてみるのも楽しそうですね。
今のあなたにおすすめの記事