誰でも一度はカエルを捕まえようとしたり、捕まえた経験があるのではないでしょうか。
筆者も幼稚園や小学生の頃、生き物が大好きだったので田んぼや水辺の近くまで遊びに行っていました。
そこでアマガエルを見つけ、その美しい色や大きな黒い瞳にに心魅かれ追いかけ回した思い出があります。
しかしこのカエルという生き物。小さく愛らしい姿に反して、逃げ足がとても速い。ジャンプして跳び回って、姿をくらます。
集中して追いかけないとあっという間に見失ってしまう・・・。捕まえるどころの話ではなくなってしまうのです。
アマガエルを見つけては捕まえていましたが、大概がじっと葉っぱなどにとまっているところをそっと捕まえることに成功しただけで、ひとたびカエルにジャンプされてしまえば簡単に逃げられてしまうのでした。
ジャンプが得意！たくさんの距離を進む
カエルと聞いて思い浮かべるのは、容姿の次にジャンプする姿ではないでしょうか。
実はこのカエルの特徴とも言えるジャンプ力はとても重要な役割を持っています。
生き物は生きていくうえで食べ物を食べていかなければなりません。
たくさんの野生の生き物が生活している自然の中に生息していると、ときには自分が食べられてしまうことももちろんあるのです。特にカエルはとても小さな生き物です。
自分より大きなカエルであったり、空から鳥が狙ってくることもあります。
地上にはカエルをいともたやすく丸のみにしてしまうヘビが生息しています。
自分より強い外敵から身を守るためにカエルのジャンプ力は発達しています。
外敵から、逃れ、生き、子孫を残すためにカエルはジャンプし、敵から逃れたり、自らの餌を捕えたりするのです。
強い脚力で強烈なジャンプ力を発揮し、たくさんの距離を一気に進むことはカエルが生きていくうえでなくてはならない能力なのです。
まとめ
小さな生き物にも生きるために必要な機能が、必ず体に備わっています。カエルは小さな体を守るために、また自分の餌となる羽虫などを捕えるためにたくさんの距離をジャンプする体を持っています。持ち得る力の全てが必要なものなのです。
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