春になって暖かくなってくると、家の近くでもアマガエルを見る機会がありますよね。
ですが、アマガエルだと思っていたカエル、実は違う種類のカエルかもしれませんよ。
よく似たカエルにシュレーゲルアオガエルという種類がいるそうです。
ここではアマガエルとシュレーゲルアオガエルの見分け方についてご紹介します。
アマガエルとシュレーゲルアオガエルの見分け方は?
アマガエルと言うと、一般的にはニホンアマガエルのことを指します。
このニホンアマガエルと大きさと色が似ているカエルに、シュレーゲルアオガエルというものがいます。
両方とも大きさが3~5㎝ほどで、体色は黄緑色をしています。
大きさも体色も似ているので、よく間違われる種類ですが、一番の違いとして、二ホンアマガエルには鼓膜から吻端にかけて、黒い太めのラインが入りますが、シュレーゲルアオガエルにはこの太めのラインがないのが見分けるポイントになります。
また、ニホンアマガエルの口先は寸詰まりな感じで、丸みを帯びた四角と言った感じですが、シュレーゲルアオガエルの口先はとがっているのも見分けるポイントです。
アマガエルとシュレーゲルアオガエル、鳴き声も違う?
大きさも形も似ているので、鳴き声も似ているのでは?と思いますが、実は鳴き声がかなり違うようです。
ニホンアマガエルは「クワッ、クワッ、クワッ」という鳴き声を出しますが、シュレーゲルアオガエルは「キリリリリ」や「カララララ」と聞こえるきれいな声で鳴くそうですよ。
春や夏になると始まるカエルの大合唱、よく聞けば鳴いているカエルの種類が分かるかもしれませんね。
まとめ
いかがでしたか?
ここではアマガエルとシュレーゲルアオガエルの見分け方についてご紹介しました。
小さくて緑のカエルは全部アマガエルだと思っていたので、似ている違う種類がいるということに少しびっくりしました。
見分け方は覚えていれば簡単なので、自分の家の近くのカエルがどちらのカエルなのか、カエルを見る機会があったら観察してみてくださいね。
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