おたまじゃくしを飼育してカエルへ成長させる事は、基本的な飼育方法を守れば子どもでも飼育は可能です。
しかしながら、カエルへ成長する際の家庭での飼育には注意点がいくつかあります!
おたまじゃくしは雑食性
おたまじゃくしは「雑食性」になりますので、自然界では水中のミジンコ、苔、生き物の死骸、落ち葉などの有機物を食べて生きています。
家庭での飼育の際には、煮干しや鰹節などを少量与えると良いとされていますが、金魚の餌などペットショップで市販されているもので代用しても大丈夫です。
ここまでに挙げた通り、基本的に何でも食べますが気を付けたいのは、脂っこい食べ物、肉類、生の野菜などを与えるのは控えた方が良いです。
色々な物を食べるからと言って、一度にたくさん餌を与えるのは良くありません。
たくさん与える事で食べ残しがあったりする際に、水が汚れてしまい飼育環境が悪くなりますので注意が必要です。
飼育の際の餌やりに関しては一回の量を少なめに与える事がポイントです。
おたまじゃくしは個体数に注意!
田んぼや小川などでたくさんおたまじゃくしが獲れた!といって、一度にたくさんの個体数のおたまじゃくしを同じ水槽などで飼育する事は避けた方が良いです。
おたまじゃくしは与えた餌の量に関係なく、仲間を食べる行為=「共食い」をする可能性があります。
この共食いを防ぐには、飼育の個体数を少なくする事が重要です。
飼育している水槽などにたくさんのおたまじゃくしを入れてしまうと、その水槽に見合った個体数になろうとして、その現象が起きるとも言われています。
十分に餌を与えていても起こる可能性があり、共食いが起こった際におたまじゃくしは尻尾を食べ残す傾向にあるようで、水槽の水が汚れてしまう原因ともなります。
まとめ
おたまじゃくしはその飼育条件によって、個体数を調整する自然の摂理として、仲間を食べてしまう事も起こるようですが、飼育の個体数を少なめにしたりする事で防ぐ事が可能です。
飼育条件に気を付けて、ぜひおたまじゃくしからカエルへの成長を見届けてみませんか。
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