カエルの飼育には植物があると良いようです。
植物があるとカエルの隠れ場所になりますし、湿度を保つ効果もみられます。
カエルの飼育に使える植物について調べてみました。
いろいろな植物
ポトス、フィロデンドロン、ネオレゲリア“ファイアボール”、ドラセナ“ゴールド”、フリーセア・カリナータ、ヘデラ“ヘリックス”、クリプタンサス、ホソバオキナゴケ、ハイゴケ、シノブゴケなどがあります。
なかでも最もポピュラーで使い勝手が良いのがポトスです。
ドラセナも丈夫で人気があります。
苔はシノブゴケ、ハイゴケ、ホソバオキナゴケなどが枯れにくい種のようです。
ただ、水に浸っている時間が長いと腐ってしまうことがあります。
そのような環境ではウィローモスが適しています。
苔をきれいに育てるにはある程度の光量が必要となります。
カエルに応じた植物
地中棲、半地中棲のカエルは根っこごと掘り返してしまうことが多いので、植物を置くのはおすすめできませんが、アマガエルのような樹上棲種には植物が必須です。
カエルの体よりも大きく、止まっても倒れない形状をした葉っぱがついている植物が望ましいようです。
また、大型のカエルは力が強いので、簡単に折れたりしないものを選ぶことが大切です。
アマガエルの場合
葉っぱに止まって休めるような植物を入れます。
そのため、背の高いケースが望ましいですが、小型ケースしかない場合は植物をトリミングするのもひとつの方法です。
ヤドクガエルの場合
フリーセア、ネオレゲリアなどが適しています。
植物のほか、枯れ木や流木などでもシェルターを作ってあげると喜ばれるようです。
イエアメガエルの場合
大型のカエルのため、植物を折ってしまう可能性が高いです。
丈夫なポトスが向いています。
子どものカエルには、たくさん植物を用意してあげましょう。鉢ごと入れても良いようです。
まとめ
植物があまり茂ってくるようだと剪定する必要があります。また、枯れたり腐ったりした植物は放置せずに速やかに取り替えることも大事です。基本的に植物は好きなものを入れて良いようですが、トゲのついたバラやサボテンはやめた方が良いでしょう。カエルが喜ぶ植物を見つけてあげられると良いですね。
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