初夏になると、田んぼや小川などの水辺でオタマジャクシを見る事が出来ます。

オタマジャクシは成長するとカエルになるのですが、水辺を泳いでいたオタマジャクシが陸へ上がってカエルとして動き始める姿はなかなか面白いものがあります。

今回はオタマジャクシをカエルへと成長させるのに、家庭で飼育する際の野点方についてお話ししましょう。

飼育する場所の準備

まずは飼育場所を確保する事が重要になります。

育てるカエルの種類にもよりますが、割と冷たい水よりも生ぬるい温かめの水を好むので、なるべく日の当たり過ぎない温かい場所に飼育ケースを置くと良いです。

飼育ケースに関してですが、金魚用の水槽や鉢での飼育で大丈夫です。

水槽を準備したら、次は水になりますが、水はたくさん入れる必要はなくオタマジャクシの場合は水槽の底から5センチ程度の水の量で充分です。

田んぼの水もそんなに深い水深ではないですよね。

水は水道水を使用する場合には塩素を抜いて使用するので、バケツなどに汲み置きして2日程置いたものを使用するようにします。

ペットショップなどに行くと、塩素を中和する薬剤が市販されていますので、それを使用する事も可能です。

水槽に水を張ったら、水底には砂を敷く様にします。小石などを置いても自然の雰囲気が出るので良いですね。

オタマジャクシからカエルへ成長する際に準備したい事

オタマジャクシからカエルへと成長する際に、「足」が生え始めると陸へ上がる準備をしますので、その際には砂で傾斜などを作り、水槽の中にも陸を再現すると良いです。

水を張ったままにしていると、オタマジャクシがえら呼吸から肺呼吸に変わる際に溺れてしまう可能性がありますので、準備しておく必要があります。

カエル オタマジャクシ 育て方

飼育の際の餌

オタマジャクシは基本的に雑食性なので、 飼育の際には金魚の餌などで育てる事が可能です。

他にはご飯粒、かつお節、麩などでも代用可能です。

足が生えてきてカエルに近い姿になってきたら、肉食になりますので昆虫などの動物性の餌を与えてあげる必要があります。

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まとめ

飼育する場所、餌などに注意して飼育すれば、子どもでもオタマジャクシからカエルへ育てる事が可能です。ぜひ生命の進化という神秘に触れてみてはいかがでしょうか。

 

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