アオガエルは、見た目もそうですが、生息地もアマガエルと似ています。
従って、慣れないと、両者の違いについて、あまり見分けがつきにくいかもしれません。
モリアオガエルと他のアオガエルの違い
骨格の特徴からいうと、アカガエルにも近い種類だそうです。
アオガエル科は4属8種あるそうです。
枝や葉の上に卵を産むモリアオガエル
モリアオガエルの英名は Forest Green Tree Frog というそうです。
学名はRhacophorus arboreusで、その意味は、樹の上のボロをまとったものという意味だそうです。
分布地域は茨城県を除く本州、佐渡島だそうです。
海岸付近、2000mの高地に多く分布するそうです。
山地などの森林に住んでいるというのが通説です。
4月から7月頃が繁殖期に当たり、水上に出た木の枝や葉、草の上にクリーム色をした泡状の卵の塊を産み落とすことがよく知られています。
メスのほうが大きいモリアオガエル
体長は、オスの場合平均57㎜で、メスの場合は平均72㎜ということで、メスの方が大柄なんですね…
かなり体長の違いがあるようです。
鳴き声はコロロロロ、コロロロロという鳴き方をするようです。
面白い鳴き声ですね。
モリアオガエルが天然記念物にも!
樹の上に卵を産み落とすことが非常に有名とのことで、天然記念物になっている地方もあるぐらいです。
モリアオガエルは、一般に水に潜ることはあまりしないようです。
また、背中に斑点模様が出るモリアオガエルとそうでないのがあるようで、東北日本産のモリアオガエルだと、斑紋がでないのですぐその違いはわかると思います。
まとめ
因みに、モリアオガエルと別の種類のアオガエルであるシュレーゲルアオガエルの違いについていうと区別はかなり難しいようです。
体色に関しての違いは、個体差があるため、比較することはできないですが、モリアオガエルは変態後、目から吻端にかけて黒ずむ傾向があり、このため、アマガエルにも間違えられやすいということです。
産卵時、自分より大きいメスにしがみつき、決して離れようとしないオスのモリアオガエル…
1匹のメスに何匹もオスが群がるのが特徴のようです。
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