体中のぽつぽつとイボのあるカエル、これは一般的に言うイボガエルといいますね。
昔からよく「イボガエルに触るとイボが出来る」という話を聞いたことある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで今回はイボガエルについて調べてみました。
真偽の結果
まず、イボガエルに触るとイボが出来るという昔からの言葉についての真偽をはっきりさせたいと思います。
「イボガエルに触るとイボができる」というのは誤りです。
しかし、イボガエル(ヒキガエル)は皮膚や耳腺から有毒な液を出すので触らない方が身のためです。
目に入ったりするとかなり痛いとのことです。
結果、実際に毒を持ってはいますが、一瞬触る程度ではイボが出来るという表現を用いるような症状は出ないということになります。
イボガエルが元気になる夏場、水イボも最盛期となります。
水イボは触るとうつるから、イボガエルのイボイボも触ったらうつりそうって思ってしまうかも知れません。
それかイボガエルを触った後に水イボ(ひとからうつされた)が出てきたのでイボガエルを触ったからだと勘違いしたひともいたという話も聞いたことがあります。
いずれにしてもイボガエルには迷惑な話です。
しかし侮れない毒
とは言ったものの、イボガエルの毒は侮れません。
日本のイボガエルの毒は、微弱でそれほど強くないようですが、海外のイボガエルにはかなり強力な毒を分泌する種もいます。
パプア・ニューギニアで飼っていた子犬がふざけてイボガエルを噛み、その後その犬の口の中はかなり大きくなるまで真っ赤にただれたという話も聞きます。
毒のあるカエルというとアメリカ大陸などに分布するヤドクガエルの仲間が有名ですが、アマガエルの仲間にも有毒な液を分泌する種がおり、特に海外では不用意にカエルには触らない方が良さそうです。
まとめ
昔からの言い伝えの結果が分かりスッキリしました。
しかし、イボガエルのイボはそれなりの毒を持っていることも確かです。
なるべく触らないように気を付けましょう。
今のあなたにおすすめの記事