カエルに限らず、雄と雌を見分ける事って難しいですよね。
少し例をあげてみると、セキセイインコの場合は鼻孔の色で性別がわかります。
クワガタですと雄は立派なハサミが、雌は短いハサミがついています。
カブトムシですと雄には角があり、雌はありません。
といったような感じで特徴を捉えることでわかると思います。
カエルの性別の見分け方について
カエルは特殊ですので種類によって見分ける所が違います。
雄より雌の方が大きいといわれてはおりますが、ナミエガエルは雌よりも雄の方が大きいそうです。
雄は声が高く良く鳴きます。
鳴嚢(めいのう)という鳴き袋が雌よりも発達しているからです。
逆に雌は名嚢がありません。
中には鳴くカエルもいるようですが鳴き声は低いようです。
ヒキガエルには名嚢がありませんので小さな鳴き声を発します。
色も様々で、雄と雌で色や模様が異なるものや一緒の色のものもいます。
カエルの種類で雄と雌の違いがでてくるのですね。
素人では性別を見分けるのは難しいことです。
しかし、すぐにわかる方法があるのです。
四本の指先に注目してもらいたいのですが雄は親指の付け根辺りがぷっくり膨らんでいます。
共寝の際雌に離されないようにするためのコブです。
雄と雌で変わること
成長の過程比べると雄の方が成熟は早いものの、最終的には雌の方が体が大きくなります。
敵から身を守るために体の色が変わることもあります。
葉っぱなどの上では緑に、土の上では茶色に変わります。
カエルの種類で鳴き方も変わるので面白いですよ。
ウシガエルは『モーモー』
アマガエルは『ケロッケロ、クワックワ』
トノサマガエルは『グゲゲゲ』
カジカガエルは『フィーフィー』
といったような鳴き声です。
まとめ
カエルの性別の見分け方は、体長が大きいほうが雌が小さい方が雄である雄は親指の付け根がぷっくり膨らんでいる
雄には名嚢(めいのう)があり、鳴き声が高い、低いのは雌敵から身を守るために体の色が変わるカエルの種類で鳴き声も様々である
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