産卵期になるとどこからともなく水田に集まるカエルはコオロギが大好物です。
オタマジャクシのうちから自宅に持ち帰り、カエルに育てるのもかなり楽しい観察となります。
日本には40数種類のカエルが分布しています。
中には日本でしか見られないような貴重なカエルもいます。
オタマジャクシから成体したカエルにはコオロギをどのぐらい与えればよいのでしょうか。
カエルはどのぐらいの期間でどのぐらいの量のコオロギを食べるのか
温かい時期と寒い時期だと餌の食いつき方に違いがあります。
暖かい時期であれば食欲旺盛でかなりのコオロギを食べます。
満足するだけ与えていたらきりがないぐらいです。
ですので週に10匹程度のコオロギで大丈夫です。
カエルの体に合わせて、コオロギもS,M、Lとサイズを合わせてあげましょう。
寒い季節になると冬眠前のせいであまりコオロギや他の餌も食べなくなりますので病気ではありませんので心配しなくて大丈夫です。
餌をあげる時の注意点
オタマジャクシから成体になったばかりのカエルは3日程度はほとんど何も食べません。
いきなり大きなLサイズのコオロギを与えても食べようとはしませんので2mm~3mm程度の小さなコオロギから与えて慣れさせていきましょう。
人間の赤ちゃんにも離乳食の時期があることと同じような考えです。
また、ヒキガエルなどに餌を与える時には耳の後ろに毒があるので触れないように注意が必要です。
量や殺傷能力はたいしたことはありませんが、粘膜などにはかからないように気をつけましょう。
もしも手に着いた場合はすぐに流水で流しましょう。
かゆみや痛み、腫れなどが伴うことがあります。
体が小さなアマガエルの場合のコオロギの量
体が小さなアマガエルには1週間に3~5匹程度のアマガエルを与えれば良いです。
アマガエルはたまに体色が茶色になったり保護色が出ますので飼ってみるととてもおもしろい存在です。
まとめ
カエルの種類や体の大きさに合わせてコオロギを与えることが大切だという事がわかりました。コオロギは餌箱の中で1割ぐらいは共食いで死んでしまうのでなるべく適度の量を定期的にストックしておきましょう。
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