カエルの置物が庭に縁起がよいとされている理由を調べました。
カエルの置物を庭に置く意味とは?
綺麗に手入れが行き届いた庭を見ると、一定の場所ごとにそれぞれ置くものが決まっているように見えます。
その理由は、縁起を招くために植木の位置を調整したり、植える草木の種類を考えているためだからです。
また、置物によっては縁起を招く置物があり、その中にはカエルの置き物もあります。
はたしてカエルの置物には意味があるのか、というかカエル自体は縁起がいい物なのかと疑問に思う方がいると思います。
答えはイエスです。
実は、カエルは縁起物として凄くもてはやされています。
夢占いや風水、神社やお寺などでは、縁起物や神聖な生き物として扱われております。
夢占いにおいては、カエルはその人の転機や機会など変革を意味するものとして存在しています。(夢の内容によっては、よろしくない結果もあります。)
また風水においては、金運アップや安全を意味しているとされています。
ただ風水のカエルの置き物は三本足の姿をしており、これは風水的な観点や昔の諸説などから良いとされているためそのような姿をしています。
また、カエルは日本語読みで「返る」、「変える」、「帰る」といった語呂合わせが出来る為縁起が良いとされています。
カエルの置物が縁起が良いのは、こうした所から由来するものもあります。
カエルの置物にも意味がある?
置物のカエルの中には、信楽焼きの置物があります。
これは、滋賀県甲賀市信楽を中心に作られている炻器のことをいい、信楽焼きされたカエルの置物の事を「信楽蛙」と言います。
この信楽蛙は、八相縁起と呼ばれる縁起を持つとされており、八相縁起の八相とは、口、腹、食物、皮膚、子蛙、冬眠、前足、後足のことを指します。
口は、ボヤ・吸殻を飲み込む火災予防。
腹は、大胆に構えた腹にはへそがなく、落雷予防。
食物は、毒蛾・毒虫を食べ害虫撲滅・無病息災。
皮膚は、災難を避けるための保護色の鎧。
子蛙は、常に親の責任を負い、子はしっかり親に従う。
冬眠は、断食・耐寒の時に心身修養せよ。
前足は、盤席に構えた脚は威風堂々、礼節を知る。
後足は、屈伸活発、待機していない時は、跳躍前進せよ。
という意味合いがあります。
まとめ
カエルの置物には、カエル自身が持つ縁起の意味合いが多くあることをしりました。
自分の家にも、カエルの置物を置いて運気アップを狙ってみるのもありかもしれませんね。
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