田植えの時期になると聞こえてくるアマガエルの鳴き声。
1匹なら特に気にしませんが、アマガエルの場合大合唱になることもしばしば。
鳴き声がうるさいと感じる方も多いのではないでしょうか?
ここではアマガエルの鳴く時期や対策についてご紹介します。
アマガエルは鳴き声がうるさい?
アマガエルは体長が3~5㎝ほどの小さなカエルです。
皆さん1度は見たことがあるのではないでしょうか?
こんな小さなカエルなら、鳴き声なんてとても小さいものなのではないの?と思う方も多いかもしれませんが、アマガエルには鳴嚢と呼ばれる鳴き声を響かせて大きくする器官があります。
このため、アマガエルは小さいのに大きな鳴き声を出すことができるのです。
また、アマガエルは集団で鳴くことが多く、大合唱になってしまう事も多いので、鳴き声がうるさいと感じることが多いようです。
ちなみに、カエルはただ大合唱をしているわけではなく、隣のカエルと声がかぶらないように鳴いているそうです。
「カエルの歌」の輪唱は、実際のカエルも行っていたんですね。
アマガエルが鳴く時期は?
アマガエルが鳴く時期は、春先から夏までの夜になります。
鳴く理由としては主にメスを呼ぶための求愛の声とされています。
アマガエルは繁殖期が長いので、鳴く期間も長くなるようです。
求愛以外にも、アマガエルは昼間でも雨が降りそうなときには鳴き声を出します。
これを「レインコール」や「雨鳴き」と呼ぶそうです。
アマガエルは皮膚が薄いため、湿気や気圧の変化に敏感で、雨などの天候の変化にいち早く気づいて鳴きだすようです。
アマガエルの鳴き声がうるさいときの対処法は?
アマガエルの鳴き声は繁殖のためで鳴き声を止めることはできませんよね。
ですが、どうしても気になって夜眠れなかったりすると、イライラしてしまいますよね。
このように 鳴き声がどうしても気になってしまうときの対処法としては、まずは窓や雨戸を閉めて音を遮断しましょう。
最近では防音カーテンというものがあるので、防音カーテンを使用するのも効果が期待できます。
さらに、耳栓を付けて音を遮断したり、自分の好きな音楽をかけてカエルの鳴き声を紛らわせるというのも効果がありそうですね。
それでもダメなら、いっそのことカエルの鳴き声を楽しんでみてはいかがでしょうか?
アマガエルもお嫁さんを探すのに必死ですので、大目に見てあげてください。
まとめ
いかがでしたか?
ここではアマガエルの鳴き声についてご紹介しました。
アマガエルは体が小さい割には大きな鳴き声を出すカエルです。
うるさくても窓や雨戸を閉めればそんなに鳴き声が大きく聞こえることはないと思うので、あまりうるさいと思わないようにしてあげてくださいね。
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