皆さんはウシガエルとヒキガエルとトノサマガエルをご存じですか?
名前を聞いたことはあっても、カエルそのものをじっくりと観察したことのある方は少ないのではないでしょうか?
ここでは、ウシガエルとヒキガエルとトノサマガエルの違いについてご紹介します。
ウシガエルとヒキガエルとトノサマガエルの違いは?
ウシガエルとヒキガエルとトノサマガエル、どれも大きめのカエルですが、見た目はかなり違うようです。
まずはウシガエルですが、大きさは11~18cmとかなり大きなカエルになります。
体色は暗褐色から緑色と、個体によって大きな差があるようです。
目の後ろに大きな鼓膜があるのが特徴で、オスでは目よりも大きな鼓膜を持つ個体が多いようです。
ジャンプ力が強く、2mも一気にジャンプする個体もいるそうですよ。
ヒキガエルは大きさが6~13cmほどになるカエルで、体色は褐色や黄褐色、赤褐色など様々で、斑点の入っているものなどいろいろいるようです。
毒を持っていることが最大の特徴となります。
他のカエルのようにジャンプすることができず、移動するときはのそのそと歩いて移動をします。
トノサマガエルは大きさが5~10cmほどで、体色はオスが緑色を帯び、メスが灰褐色をしています。
どちらも背中の中央にはっきりとした黄緑または白色の線があるのが特徴です。
鳴き声もそれぞれ特徴があり、ウシガエルは「ボォーボォー」と低くウシのような鳴き声を出し、ヒキガエルは「クークークー」とかわいらしい声で鳴き、トノサマガエルは「グルグルグル」と鳴くそうです。
ウシガエルとヒキガエルとトノサマガエルは卵も違う?
皆さんはカエルの卵と言うと、チューブ状のゼリーに包まれた卵を想像するのではないでしょうか。
このチューブ状のゼリーに包まれている卵はヒキガエルの卵になります。
ウシガエルの卵はチューブ状ではなく、シート状のゼリーに包まれた卵を産み、卵の数も5000個から多いものだと4万個もの卵を産む個体もいるそうです。
トノサマガエルの卵はゼリーに包まれていますが塊状になっています。
数は1800~3000個くらいになるようです。
まとめ
いかがでしたか?
ここではウシガエルとヒキガエルとトノサマガエルの違いについてご紹介しました。
似ていると思っていたカエルですが、調べてみるとそれぞれ特徴があるのですね。
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