ふと庭を見ると白いものが。
よく見るとアマガエルだ!なんて経験をしたことがある方もいるのではないでしょうか?
白いカエルというとアルビノなの?と思ってしまいますが、白いアマガエルはアルビノなのでしょうか?
ここでは白いアマガエルについてご紹介します。
アマガエルだぁ…
白いのは初めて見た… pic.twitter.com/TmllcH2si1— 黄鉄鉱みりあ(悪) (@miriaFeS2) 2018年3月31日
白いアマガエルが!アルビノ?
白いアマガエルを発見した!これはきっとアルビノだ!と思っている方!ちょっと待てください。
そのアマガエル、目が黒くないですか?
口から鼓膜のあたりにかけて黒い模様がありませんか?
もしこれらの特徴があったら、残念ながらアルビノではありません。
アルビノはメラニンが欠乏してしまう遺伝子疾患です。
ですので、黒い模様もなくなり、目も赤っぽくなるのが特徴です。
メラニン色素が欠乏してしまうアルビノ以外にも、黄色い色素が欠乏してしまっている青いアマガエルや、青い色素が欠乏してしまっている黄色いアマガエルもたまに見られるようですよ。
アマガエルは白くなるの?
アマガエルは日本にいるカエルの中でも体色を変化させるのがとても上手な種類になるそうです。
白い壁やコンクリートなど、白っぽい場所にいる場合は、全身が白っぽくなることがあります。
白以外にも、グレー、茶色などの体色を変化させることができますよ。
アマガエルは黄色、黒、青の3種類の色素胞を持っており、黄色素胞は黄色と白、黒色素胞は黒と白、青色素胞は青と白でできています。
黄色と青が拡散すると緑色になる、といったように、白、黄色、黒、青をうまく混ぜて体色を変化させているようです。
まとめ
いかがでしたか?
ここでは白いアマガエルについてご紹介しました。
白いからと言ってアルビノというわけではないようですね。
うちのベランダに住んでいるアマガエルも、よく白っぽくなっていますよ。
ですが、中にはアルビノの個体もいるようです。
白いアマガエルを見かけたら、目が赤いかを見てみましょう。
アルビノではない青いアマガエルや黄色いアマガエルも一度見てみたいですね。
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