気温も10℃を下回るような寒さが続いていくと、アマガエルたちも動きが鈍くなります。
ケージや水槽の端っこで、じーっと動かないでいる時間も増えてくると思います。
そうなるといよいよ冬眠の準備が必要となるかもしれません。
今回はそんなアマガエルの冬眠方法について調査していきました。
うちのアマガエルちゃんが起きていました(*´∀`*)とはいえ、まだ最低気温が2度とかなので、お庭に放すには無理な状態。冬眠から無事目覚めてくれて、良かった!次は、自由に帰るまで、なんとか元気に過ごさせたいです(*^^*) pic.twitter.com/LH7t2TesLv
— ひろこ (@guineapigisglad) 2017年3月15日
なぜアマガエルが冬眠するのか
アマガエルは、私たち人間と異なる、変温動物です。
変温動物というのは外気の温度により、体温が変わる生き物で、あまりに寒くなると代謝が悪くなり、動けなくなります。
そこで冬眠をすることで、冬の動けない時期を乗り過ごし、活発に動ける春先を待つのです。
もともとカエルの体温は20℃から27℃程と、人間の体温より少し低いです。
その為、人間の身体に触れるとやけどをしてしまうことがあります。
なぜやけどするのか分かりにくいと思ったら、私たちが50℃近くのお風呂に入ることを想像しましょう。
やけどまでとはいきませんがかなり熱いということが分かります。
できるだけ触れないように蛙の冬眠を手伝ってあげましょう。
冬眠のさせ方
室内で飼育している場合、屋外に飼育しているケージや水槽を出してあげましょう。
冬は寒く、餌も取れない、陽の光も短いといった活動が制限される環境に出してあげれば、自然のリズムで冬眠させることができます。
冬場でも陽の光が良く当たり、気温が日中上がるような場所ですと、カエルの代謝が上がり、飢えてしまうことがあります。
心配だとは思いますが、アマガエルは氷点下のなかでもしっかりと冬を越せるたくましい生命力がありますので、厳冬化でも安心してケージを設置しましょう。
その他にも室内で、暖房などにより、保温し、活性化させたまま冬を越す方法もありますが、経費とその分のエサが必要なのとで通常よりも手間がかかりますので、よく検討してから行ってください。
まとめ
現在は飼育環境が整ってきて、年中のアマガエルの観察が容易になりました。
本来の自然のリズムを楽しみながら観察するのもよいですし、冬でも元気に動き回っている姿を見るのも面白いと思われます。
楽しみの幅が、技術の発達によってどんどん増えていく前兆かもしれませんね。
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