ヒキガエルは、都心部での棲息も確認されているほど、適応力があります。
では、いったいどんな飼育をすれば心地よく暮らせる環境作りができるのでしょう。
そこで今回は、ヒキガエルの飼育に適した環境をテーマに話を進めていきます。
ヒキガエルの飼育環境を整えるために、何から始めればいいの?
飼育をするための適した居場所を作るためには、どうすればいいのでしょうか?
どんなことに注意して飼育していけばいいのでしょうか?
どんな環境で飼育するのがいいの?
飼育容器のサイズですが、頻繁に動き回ることはありませんから、1匹での飼育なら45㎝の水槽で大丈夫です。
あるいは、水槽の代わりに衣装ケースを飼育容器として利用することもできます。
逃走防止のために飼育容器の上にはフタを準備してください。
焼き肉用の金網を敷き、その上にレンガを重石として載せておけば充分です。
水槽の中には、隠れ家と水浴び場を作ってあげましょう。
ヒキガエルは体の大きさに反して、とても繊細な生き物ですから、植木鉢などを隠れ家として入れてください。
100均などで売られている小型の容器を水浴び場としてセッティングしてあげましょう。
床材は絶対に必要ではありませんが、黒土などの保水力のあるものを敷き詰めておくと湿度を保つことができます。
飼育に適した温度は?湿度は大丈夫?
いくら適応力の高いヒキガエルであっても、心地よく生活できる温度というものは存在します。
室内の温度が25℃前後くらいであれば、ヒキガエルは快適に過ごしていくことができます。
夏場は室内であっても30℃近くになることもありますが、そんな時はエアコンを使って室内の温度を下げてください。
また、急激な温度上昇に弱いため、日光が直接当たらないようにしましょう。
ただし、10℃を下回るようになれば、冬眠の準備を始めていくことになります。
水浴び場を設置していれば、湿度に関してはそれほど心配しなくても大丈夫です。
まとめ
ヒキガエルを飼育する際に必要な物は、飼育容器、フタ、隠れ家、そして水浴び場の4つです。
温度の管理はそれほど難しくありませんが、直射日光が当たらないように管理していくことが大切です。
これくらいの管理であれば、小学生であっても飼育できそうですね。
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