アマガエルを飼育するときに、繁殖させることを目的としたり、単純に性別ごとに飼ってみたいといったときにオスとメスを区別させる必要があります。
今回はそんなアマガエルのオスとメスの違いを中心に記事を書いていきたいと思います。
今年も近所にあるお寺の池で「アズマヒキガエル」の集団繁殖がはじまりました!ヒキガエルはアマガエルのような鳴嚢を持ちませんが、オスが「コッコッコッ…」と鳴いている声が池に響いていました。#カエル #ヒキガエル pic.twitter.com/izZySLd5UJ
— リタ (@justice_nuts) 2017年3月15日
体格の違い
自然界では、メスのほうが体格が大きく、オスよりも権力が上の生き物が多いです。
私たち人間の様に、男性の方が筋量と体格が大きいものが多い種類の方が珍しいくらいです。
一匹ですとわかりづらいですが、何匹もいると明らかに体調が違うのがわかるようになります。
判断がつかない時は繁殖期のアマガエルをよく観察してみましょう。
鳴き声で判断する
鳴き声を大きく上げることのできるのがオスです。
体の構造上、メスも鳴き声は出せますが、鳴嚢と呼ばれるあごの下の膜がメスは発達していないので、オスほど大きな声で鳴くことはできません。
なので、元気に鳴いているアマガエルを見かけたら、オスと判断してもよろしいでしょう。
オスは雨の日が近づくと、繁殖のため、鳴き声をしきりに上げ、メスを誘惑します。
雨の日などに田んぼや草むらのあたりを探してみれば、比較的簡単にオスのアマガエルを捕まえることができるでしょう。
メスはオスをおんぶしながら水面を泳いでいることがありますので、メスを捕まえたいときは下になっているものを狙うとよいでしょう。
また、メスのほうが声が低いのが特徴です。
体色の違い
二ホンアマガエルという種類は、繁殖期になると雄の鳴嚢が黒ずんでくることがあります。
アマガエルなどはこの鳴嚢に色がつくのでわかりやすいですが、その他にはこの鳴嚢に色がつかなかったり、そもそもない種類もいます。
アマガエル以外も観察して、この体色の違いを楽しむというのもまた一興かもしれません。
まとめ
アマガエルの違いを観察してみると意外に多くの違いがあることに驚きですね。
近くで見ないとわからないことが多いのも、生き物を飼うことの楽しみの一つです。
アマガエルは5~10年生きると言われているので、一生を終える間にいろいろなことを発見できると思うと楽しみですね。
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