カエルの歌が♪聞こえてくるよ♪でおなじみの『カエルの合唱』は日本の童謡だと思っていませんか?
実は一般的にはドイツ民謡と言われています。
こんなふうに世界各地でケロケロ♪鳴いているカエルですが、日本国内で良く見かけ、普通にアマガエルと呼んでいる黄緑色のカエルは、正式にはニホンアマガエルと呼ばれる種類になります。
夏になると田んぼの中からケロケロと大合唱が始まるので、カエルは水の中で生きているように思われがちですが、本当はあまり水を必要とはせず、むしろ泳ぎが下手。
繁殖期に田んぼに集まる以外は、川や池などの自然の水場には近づきたがりません。
葉っぱの上や、木の枝の上で生息しています。
実は、そんなアマガエルは飼う事が出来るんですよ。
田舎ならその辺に居そうであえて飼う必要性がないように思われますが、実は飼ってみるとその奥深さにはまってしまう人が多いらしいです。
爬虫類を取り扱っているペットショップで1匹200円から300円位で販売されています。
これからアマガエルの飼育方法、そして隠された魅力をご紹介します。
アマガエルの飼育の仕方は?
前述の通り、金魚を飼う様に水をケースにたっぷり入れ、水草と酸素というような環境は、おそらくカエルにとっては、全くありがた迷惑な環境と言えます。
カエルにとって快適な環境を作る為には、カエルが自由に動き回れるような高さ(大体45センチ)のあるケースが必要となります。
もちろん蓋がなければ逃げてしまいますので蓋は必須です。
床には土を敷きます。
カエル用の専用敷き砂(フロックソイル)というものもありますが、新聞紙でも代用出来ます。
中には登り木や、観葉植物等をいれて、自然に近い形にします。
先ほどから水はあまり必要ないと言っていますが、全くいらない訳ではありません。
コップ一杯位のカルキを抜いた水を用意します。
そして、適正温度や、適正湿度を保つ管理が必要となります。
だいたい温度を約25℃、湿度を約80%にするのが良いとされています。
温度管理はペットショップで販売されている飼育用ビバリウムがおすすめです。
その環境を常に清潔に保つように心がけましょう。
一番大事な餌ですが乾燥餌、ミルワーム等がお手軽ですが、栄養の偏りが出る恐れがありますので、やはり、生餌を一日にハエであれば2、3匹、コオロギなら1、2匹与えるのが良いでしょう。
アマガエルの寿命
これくらい手をかけていれば、アマガエルは5年以上生きます。
長いものでは十年以上も生きたという報告もあります。
ちなみにメスの方が体が大きく、寿命も長い傾向にあるそうです。
人間と同じでオスは寂しい限りですね。
飼育しているアマガエルは、野生のカエルよりも長生きさせてあげられると言われています。
まとめ
アマガエルを飼育する楽しみは、あの愛らしい姿にあるといえます。
指を近づけると手の上に乗ったりする人なつっこさが、手をかければかける程増してきます。
キチンと環境を整えてあげれば、5年から10年も友達のように側にいてくれる存在になってくれるのです。
それがアマガエルにはまってしまう理由なのです。
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