カエルの声を聞くと夏が近づいてくる、風情を感じますね。

そして皆さん、子供の頃にカエルの歌を歌ったこともあるのではないでしょうか。

それほどカエルは私達にとって身近な存在であると言えると思います。

その時の歌詞を思い出してみてください。

「ゲロゲロ」、「グワッ」等ありますよね。

そんな鳴き声ですが、カエルの種類によってもちろん鳴き声も異なってきます。

今回はトノサマガエルの鳴き声についてご紹介します。

また、なぜ鳴くのか、その時期についてもご説明します。

カエルの鳴く理由

メスのカエルは繁殖期になると、オスを選びます。

そのためオスは必死にメスに気に入ってもらわなければなりません。

そのアピール方法として大きな鳴き声を使います。

鳴嚢(めいのう)と呼ばれる、オスの大部分が持っている柔らかな皮膚の鳴き袋を活かして、鳴き声を増幅させます

よくカエルの絵を描いたりイメージすると、カエルの喉の下が膨らんでいる姿が浮かぶと思いますが、その部分のことです。

また、鳴く理由としては自分の縄張りを主張するためとも考えられていますが、どちらにせよ子孫を残すためのアピール行為ということです。

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鳴く時期

先述しましたが、カエルが鳴くのは繁殖期です。

その繁殖ですが、時期は2種類あります。

1つ目は、寒さがまだ残る早春の2-3週間という短い期間です

短期間なのでオスもメスも集中して集まるようで、そんなに大きな声で頑張って鳴かなくても、比較的自然と繁殖しやすいようです。

2つ目は、初夏から夏の終わり頃までの1カ月以上という長めの期間です

メスの産卵準備が出来上がるのには個体差があり、オスにとっては激しい戦いになるようです。

オスは鳴き声でメスに自らの位置を知らせますが、昼間は天敵の危険にも晒されているので夜に鳴くことの方が多いです。

トノサマガエルの鳴き声

「ゲゲゲ」といった鳴き声です。

こればかりは実際に鳴き声を聞いて他の種類のカエルと比べてみた方が面白いですよね。

まとめ

カエルの鳴く時期や理由については、トノサマガエルに限ったことではないようです。

鳴き声の違いに関しては実際に聞き比べてみると、とても面白いと思いました。

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