一般的なカエルの飼育方法から考える、放し飼いをした場合の庭での飼育方法について書きました。
一般的なカエルの飼育方法
梅雨の時期になると、良く見かけるカエル。
人によっては、カエルがとても好きで飼う方が居られるかもしれません。
そういった方や、またこれから先飼う方へ向けて書かせていただきます。
皆さん、カエルと聞きますと水辺に住んでいて、時たま陸に顔を見せるという印象かもしれません。
それは間違いではありませんが、実はカエルの暮らしには数種類の暮らし方があります。
しかし今回は、なじみ深い3種類の暮らし方の説明をさせていただきます。
一つ目は、「樹上生」、二つ目は「半水生」、三つ目は「水生」と呼ばれるものです。
樹上生と呼ばれる暮らし方は、樹木や多い茂った草木のところで生活することをいい、主に高いところで過ごしています。
そのため、陸上生のカエルを飼う場合は高さがある飼育ケージを用意する必要があります。
床材に適したものは、黒土やヤシガラ土、腐葉土などを使うほうが良いです。
また高い所を好むため、観葉植物や枯れ枝などを使ってカエルが捕まれる止まり木を作ると良いです。
また、水浴びをするための水場は必要なので、深さのある鉢や皿を用意し、あまり深さが出来ないほどの水を入れるのが良いです。
餌は、コオロギやショウジョウバエ、ミールワームが良いです。
半水生のカエルの場合、陸地と水場を行き来しています。
そのため、飼育ケージは陸地と水場と分けられるように大き目の飼育ケージを飼う方が良いです。
陸地の作り方は、先に大き目の岩や流木などをケージの隅に設置し、その上に石や砂利を被せるようにして作ります。
水場は、カエルの目が水面に出るほどの深さにし、浮き草や水草をシェルター代わりにするように作ります。
餌は樹上生と同じで良いです。
水生は、水中で基本的に生活している。
そのため、ケージの中は水である程度満たしてあげれば良いです。
この場合の水場の作り方は、流木やシェルター、水草や浮き草などをいれることでカエルの隠れ家になるので入れたほうが良いです。
ちなみに、あまり入れすぎるとかえってカエルが自由に泳ぎにくくなるので、それほど入れることはオススメしません。
餌は、金魚やメダカ、イトミミズやエビが良いです。
カエルを庭で放し飼いした場合の飼育
カエルを庭で放し飼い状態で飼育する場合、飼う種類にもよりますが、カエルが住みやすい環境づくりをしないといけません。
とはいっても、餌がとれるように防虫剤をまかない(カエル自身にも被害が及ぶため)、池や水場を作る、草木を程よくはやし手入れするようにするなどです。
また、放し飼いにした場合家の中に入ってくる可能性があるので、網戸などをして予防する必要があるかもしれません。
まとめ
カエルは、半水生のみかと思っていましたが、他にも種類がいることが分かり驚きました。
また、暮らし方の違いゆえに食べる物が少し違ったりするため、飼う場合は注意する必要があるかもしれません。
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