カエルの皮膚には毒があると言われて良いイメージを持って居ない人が多くいます。
昔の人は良く言ったもので綺麗な花には棘がある、綺麗なキノコには毒があると言われる様にカラフルなカエルもとてつもない毒を持っている個体が居ます。
でも、子供の頃に良く触っていたのに何もなかったけど本当に毒があるのか?と疑問に感じたりしませんか?
確かに子供の頃に捕まえて遊んだり良くしていたけど何も無かった記憶しか無いですよね?
今回はカエルの毒について調べました。
日本にも毒を持ったカエルが居るのか?
日本で毒を持つカエルとして知られているカエルは日本に4種ほど分布する『ヒキガエル類』と言われています。
ですが、人が重症になるほどの強い毒性を持っている訳ではありません。
ヒキガエルが持つ毒はブフォトキシンと言う毒ですが、ブフォトキシンは強心効果があると言われています。
毒性そのものはあまり強いものではありませんが、心臓の弱い方などが大量に口にしたら危険性が高くなります。
ヒキガエルや他のカエルが毒性の物を出す場所は、目の後ろ側にある耳線(じせん)から白いミルクの様な液体を出します。
毒性は強くありませんが触ったらしっかり手を洗いましょう。
また危険なのが犬など散歩したりする時です。
間違えてヒキガエルを咥えたりするとヒキガエルは逃げれなかったり追い詰められると耳線から毒を出しますので犬の口に毒が入ってしまいます。
もし、見つけたら口を洗ってあげたり対処してあげましょう。
アマガエルにも毒がある?
実はアマガエルにも毒があると言われていますが本当に毒があるのだろうか?
アマガエルを触った手で目を擦ったら真っ赤になったとかヒリヒリするなどの症状を訴える人がいる事は事実だから全く毒性がない訳でも無さそう。
そこでアマガエルの粘液には毒があるのかどうか調べてみたら意外な答えが出てきました。
カエルやイモリなどの両生類は微生物などから身を守るために抗菌ペプチドや抗菌性ヒストンと言われる抗菌物質を体内に蓄えているそうです。
この抗菌物質は生命維持に欠かせないと言われておりますが、体外へ出ると体内へ侵入しようとする微生物の細胞膜を溶かすと言われています。
最悪、目に入ってしまった事で失明する事もあると言われています。
これが目を擦ったらヒリヒリしたり手に傷などがあれば痛みを伴う原因だと言われています。
まとめ
日本に居るカエルは人間の生命に危険を及ぼす程強い毒を持ったカエルは居ないと言われています。
ですが、傷があったり口や目などに付着すると痛みを伴う事があります。
カエルを触ったら必ず手を洗う様に心掛けましょう。
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