自然の中で生きているカエルは、春先の田植え時期から稲刈り時期手前の水田に水が張られている時には元気に田んぼを泳ぎ回り、産卵された卵は孵化してオタマジャクシとなり、やがて生体のカエルと成長していきます。
そして寒い冬を凌ぐために、土や泥に潜り冬眠します。
自宅で育てているカエルは冬眠させたほうが良いのでしょうか。
またどのように冬眠するのでしょうか。
自宅で飼っているカエルは冬眠させるべきなのか
自宅でカエルを飼育する場合は冬眠させてあげたほうが良いのかどうか考えるところだと思います。
基本的には自宅での飼育の場合、どちらでも構いません。
しかし、長生きをさせてあげたい場合は冬眠させてあげたほうが良いです。
寒い冬はカエルを寒さから守る事
失敗しないカエルの冬越し方法は夏と同じぐらいの気温を保つことだそうです。
専用のパネルヒーターをケースの外側の底面に敷いたり、ケースの外側の側面に張ると良いでしょう。
人間と違ってカエルの体温は環境気温と同じ状態になります。
ですので、人間は寒くないと思う気温でもカエルにとってはとても寒いと感じてしまうことがあるという事です。
ですので、飼育ケースの中は常に温度計を設置して温度管理を徹底しましょう。
適正温度は２０℃～２７℃です。
２０℃以下になるとカエルの内臓は少しづつ活発さを失ってしまいますので注意が必要です。
カエルを冬眠させる方法
飼育しているカエルを冬眠させる場合は、ケースの中を土や落ち葉やコケなどをたくさん敷きます。
しかし、意外に飼育元での冬眠は難しいということを心得ておきましょう。
なぜなら、ケース内の土の温度と水分の管理は自然と似せるにはかなり難しい面があるからです。
温度をさげきれない状態であれば、カエルは半覚醒状態で餓死してしまうし、水分が不足すれば脱水で、多すぎると今度は凍死に至ってしまいます。
冬眠せずに春は十分に迎えることはできます。
まとめ
カエルは人間のような体内での体温調整の機能がありません。そのため、寒い冬の朝の冷え込みで弱ってしまい、ひどい場合は死んでしまうことにも繋がってしまうので、ヒーターはかかさずに設置することをおすすめします。
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