皆さんは、カエルが舌を使って捕食する場面を見たことがありますか？
アニメや映画などでよく、カエルが長い舌を出してペロリと虫を食べるシーンがありますが、実際に見たことのある方は少ないかもしれません。
今回は、カエルの捕食について紹介いたします。
カエルの餌は？
カエルは、何を食べているのか知っていますか？
カエルは、蜘蛛や小さな虫、蚊やハエなど、動く生き物を捕まえて食べています。
コオロギなども大好物です。
巨大なカエルがネズミやスズメを丸飲みすることもあるそうです。
カエルは、基本的には、田んぼの稲を脅かす虫などを食べてくれるので、人間にとって有益な生き物です。
カエルが捕食する方法
カエルが虫を捕まえて食べるとき、肉眼ではなかなか捕らえることができないような、電光石火の速さで獲物を捕食します。
カエルの舌はあごの手前の方についていて、奥に向かってしまってあります。
カエルに虫が近づくと、カエルは口を開き、バネがはじかれるのと同じような構造で、舌が飛び出します。
そして、舌の裏側で虫を捕らえて口の中に運びます。
舌の裏側にくっついた虫を、口蓋に押し付けて、カエルが目を瞑ると同時に、のどの奥深くに押し込み飲み込むそうです。
虫たちは、一度カエルに捕まってしまえば、逃げることは不可能ですね。
また、カエルにも歯があるそうです。
同形歯生と呼ばれ、奥歯も前歯も同じ形をしているそうです。
カエルを捕まえた際には、ぜひ口の中の構造もじっくりと見てみたいですね。
新たな発見があるかもしれません。
オタマジャクシは何を食べる？
カエルは虫などを食べていますが、オタマジャクシの頃は、水中の微粒子やプランクトンなどを食べています。
ペットとして飼う場合は、ごはんつぶや卵、かつお節やパンなど、何でも食べるそうなので、とても飼いやすいです。
オタマジャクシからカエルになるまでの過程を観察するのもとても面白いですよ。
まとめ
いかがでしたか？
今回はカエルの捕食について紹介いたしました。
虫たちにとっては、素早い速さで獲物を捕らえてしまうカエルの存在はきっと脅威であること間違いありません。
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